チャンガンメモリアル病院、ユーレイチェン教授
今回の台湾形成外科学会の招待講演とチャンガンメモリアル病院形成外科の客員教授の招待では、チャンガン病院のユーレイチェン教授に久しぶりに会えるのをとても楽しみにしていました。彼は骨切り手術では、世界的に有名な医師です。私の知っている範囲で、顔の骨切り手術では、日本の近畿大学形成外科の前の教授である上石先生とユーレイチェン教授のお二人がアジアの顎顔面の骨切り手術ではトップの二人だと思います。特にチャンガンメモリアル病院では鼻、顎、顔全体などの骨切り手術がたくさん行われています。日本からもたくさんの留学生が台湾のこの病院に行って、勉強をされています。
ユーレイチェン教授は私とともに国際美容外科学会(ISAPS)の講師として何度も世界のあちこちで一緒に講演をして活動してきましたので、とても仲のいい友人なのです。ラスベカスで学会が終わってから一緒にミュージカルを楽しんだり、中国では本当に何回講演をしたかわからないくらいあちこちで一緒に仕事をしていました。日本でも何回か一緒に食事をしたり、人間的にも本当に素晴らしい人です。彼のすごいところは多くの弟子とも言える教授を育てたということです。それぞれの実力のある医師たちがまたチャンガン病院や世界のあちこちの病院で素晴らしい仕事を続けています。
日本からも本当にたくさんの留学生がチャンガンメモリアル病院形成外科に留学をされていて、みなさんユーレイチェン教授から多くの手技を学ばれていると思います。今回彼が自分の集大成として本を出版され、その貴重な本を彼からプレゼントしていただきました。これもいい思い出になると思います。