京都の名称について
昨日、京都で高校の同窓会がありました。京都のホテルで1泊したのですが、ホテルの朝食時に隣で座っておられたご家族の会話が少し気になってしまいました。京都には観光に来られていたようですが、今日のプランについて相談されていたわけです。時々話し声が聞こえてしまい、あれこれ間違った読み方をされていたので会話に参加しそうになってしまいました。私自身は京都生まれの京都育ちなので、いろいろの読みにくい名称についてもよく知っています。京都っていろいろ難しい名前がありますよね。特に私の高校は嵯峨野高校であり、近くにはどのように読むのかわからないような名前がたくさんあります。今朝気になっていたのはまず嵐電のことです。女性の方があらしでん?え?あらでん?と言われていました。この読み方はらんでんです。京福電鉄という会社の電車で、私の母方の祖父が社長や会長をした鉄道会社です。その線の内白梅町、四条大宮、嵐山を結ぶ線を嵐電と呼んでいます。私が高校生の時はこれで学校に通っていました。春になると一部の線はたくさんの満開の桜の中を通り抜けるので有名です。
隣のご家族は嵐山から高尾や化野に抜ける道を考えておられたようで、これってばけの?、、、なかなか面白かったので、ずっと黙って聞いていました。これはあだしのと読みます。高尾を過ぎたあたりの素敵なところですよね。他にも私のいた高校のすぐ近くの嵐電の駅に帷子ノ辻という駅があります。みなさん読めますか?