時々オペラやミュージカルが聴きたくなります
たまにいい音楽にどっぷり包まれたいと思ったりします。モーツアルトなどを聴くと、もう天才!とか思ってしまいます。どうしてこういう音を作り出すことができるのだろうとか、感動しますよね。皆さんはアマデウスという映画をご覧になったことがあるでしょうか?モーツアルトの生涯を描いた映画ですが、宮廷作曲家のサリエリのモーツアルトに対する嫉妬、敗北感などがうまく絡んでいて、なかなかの映画です。実際にモーツアルトはこの映画で示されているようにかなりの変人だったのかもしれません。天才となんとかは紙一重って言いますもんね。でもとにかく彼の音楽はすごいです。オペラではフィガロの結婚とか、ドン・ジョヴァンニ、魔笛など、もう圧巻ですね。どのオペラも大好きです。関西でチケットが取れれば、絶対に必死で行きます。
以前国際美容外科学会の理事会に入っていた時は長い間、毎年2回開催される理事会は、12月の開催がいつも毎年ロンドンに固定されていましたので、ロンドンでは必ずミュージカルを見て楽しんでいました。ロンドンでは毎日どこかでいくつもミュージカルをやっていますので、せっかくロンドンにいるのに、楽しまないでどうする?みたいな感じで過ごしていました。そもそもロンドンは美味しいものがほとんどないので、ミュージカルだけが楽しみでした。理事会は朝8時くらいから夕方5時くらいまで昼食を挟んで2日間開催でしたので、夜は急いで夕食を済ませて、劇場に直行していたわけです。本当にロンドンの夜は楽しかったです。好きなミュージカルもたくさんあるのですが、もうたまらないのは、キャッツ、オペラ座の怪人、アイーダ、アラジン、ライオンキング、シカゴ、などなど、、、。もう考えただけでソワソワします。ミュージカルでまだ見ていないのに、とても気になっているのはニューヨークのブロードウェイで好評だと言われるMJ The Musical(マイケル・ジャクソンを描いたミュージカルだそうです)やハリー・ポッターなどです。まだアナ雪もみていませんし、あれこれすごく気になっています。
最近すこし音楽に飢えているような感じなので、すこし先ですが、日本で開催される蝶々夫人を見に行く予定にしています。もともとかなり嫌いなオペラだったのですが、これは最初に私が小学生の時にこのオペラを見たためです。白人の男が日本の女性を妻にして、子供まで作ってアメリカに帰り、その後再度日本に戻った時に白人の妻を連れて来るなどというふざけた話を小学生の私に聞かせてどうするのですか!みたいな印象を持ってしまったわけです。こういうオペラに私を連れて行った両親を長い間、うらんでしまっていたわけです。でもずっとあとになって、世の中のどうしようもない話を見たり聞いたりしてたくさんいろいろの経験をすると、これはこれで興味深いオペラだとか、音楽が素晴らしいとか、いろいろ納得できるような事になってしまっています。自分が成長したのか、堕落したのか、わかりませんが、、。今では自分でチケットを買いたいと思うオペラになっているわけです。いやこんなふざけた話は納得できないと叫ぶような純粋な人間でいるほうがいいのでしょうか?そんな純粋では生きていけませんよね?どう思います?お前が言うなって言われそうですけど、、、。