京大ソフトテニス部の合宿
久しぶりに京都大学医学部ソフトテニス部の合宿に行ってきました。もうすぐ西医体と言われる医学部の西日本総合体育大会が開催されます。
ラグビーや柔道、野球、サッカー、バドミントン、卓球、水泳、バスケット、などなどもうすごくたくさんの種目の試合があるわけです。その中にソフトテニス部門というのがあって、この大会に毎年出場しています。団体戦はベスト4、個人戦はベスト16に入ると、東日本で同じ出場資格をとった大学や個人と再度全日本選手権が開催されるわけです。
まず西日本選手権です。その準備として大会前に合宿を行っています。合宿は春と秋の2回行っています。これも長い間コロナのためにできなかったので、今年は本当に4年ぶりくらいになると思います。部員の半数以上は今年初めての合宿を経験したわけです。夏合宿は和歌山の日置川(ひきがわ)テニスコートというところで行ってきました。3日間の合宿ですが私は仕事の関係で一日だけ参加してきました。初めて行ったところなのですが、和歌山県の白浜よりまだ南にあるJRの駅で言うと紀伊日紀という駅で、駅員もおられないような駅でした。新大阪からは特急と普通に乗り継いで、合計4時間くらいかかる遠いところです。でも旅館の目の前は太平洋で、海の色が本当にきれいでした。旅館は温泉で、なかなか素敵なところでした。学生は私とは別の民宿のようなところに泊まっていたのですが、この宿舎のお風呂が小さくて部員全員で60名くらいいますので、男子は私が泊まっている旅館が日帰り入浴も可能という温泉になっていましたので、夜は男子学生と同じ温泉に入っていたわけです。まあ、仕方がないというか、、。彼らも海が見えるきれいな温泉だったので、これはすごく喜んでいました。
テニスコートはあまり期待していなかったのですが、面数もたくさんあって、実に美しいコートでした。ちょうど天皇一家が利用されていた有名な軽井沢テニスコートのようにきれいなコートでした。世の中にはたくさんのテニスコートがあるわけですが、コートが完全に平坦になっていて、すこしくらい走りまわっても全然こぼこにならないコートというのは珍しいのですが、国体が開催できる条件はこのようなテニスコートなのです。なかなかこの基準に合格するテニスコートではテニスをすることができないわけです。でもここは聞いてみると過去に国体が開催されたこともあるそうで、きれいな海が見えて、温泉もあって、こんなところで大きい試合ができるとうらやましいですね。
とにかくこの暑さなので、無理をせず、なるべく口で指導するというような方針で、昔のように学生と全く同じように乱打、ランニング、素振り、試合などをするようなことは避けて、安全第一みたいな合宿にしておきました。普段から多少、運動不足みたいなところがありますので、炎天下で命がけでテニスをするのも危ないですよね。とにかく無事に帰ってきました。
今週の週末から岡山で西日本選手権です。京大が快進撃をしてくれるといいのですが、、、。コーチとしてはワクワク、ドキドキです。学生と一緒にいると、本当に自分が学生の時はこんな感じだったなあといつも懐かしく思い出します。