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オペラ椿姫

今日大阪のフェスティバルホールでオペラの椿姫を楽しんできました。イタリアの誇るマッシモ劇場がそのまま来日しての公演で、たくさんの方が来場されていて会場はぎっしり満員でした。椿姫というオペラはパリの高級娼婦であるヴィオレッタにアルフレッドという青年が純粋な恋に落ち、二人が愛し合うようになるわけですが、アルフレッドの父が反対し、ヴィオレッタが彼にうそをついて身を引いてしまいます。その頃ヴィオレッタは結核になっていて、最後に病に倒れ、死ぬ間際に事情を知ったアルフレッドが彼女のところに駆けつけ、最後は彼に抱かれて亡くなってしまうというオペラです。
 このオペラに出てくる乾杯の歌はあまりにも有名な曲で、オペラの最初のあたりで出てくるわけですが、ヴィオレッタがこの時に歌う声がはなやかで実に美しかったです。でもヴィオレッタの歌は最初の宴会の主役のように元気に美しくのびやかに歌う場面もあれば、父親が出てきて、彼女に息子とはわかれてくれというあたりの重苦しく切ない歌声、そして病に倒れて亡くなる直前の息をするのも苦しいような歌声の3つの難しい歌声を見事に歌い分けていました。まるで3人の別の歌手が歌っているようで、同じ人の声にはとても聞こえないくらいでこれは本当に素晴らしかったです。最後の場面はアルフレッドに抱かれて亡くなってしまうわけですが、またこの場面で泣いてしまいました。オーケストラの演奏も素晴らしく、感動の一日でした。最近はちょっと涙もろくなっているのかもしれませんねえ。困ったことです。
 ところで、オペラはウィーンやパリなどで見ると、一部の方はblack tie optionalなどのような雰囲気で来場される方もかなりあるわけですが、大阪でも着物の正装で来場されているような方も何人かあり、一流のオペラを聴く時は正装でという心構えも素敵ですよねえ。ふと思い出したのは、今NHKの朝ドラで主人公の牧野博士が植物採集をされる際は正装で出かけられたという話を聞いたことがありますが、同じ心境なのでしょうねえ。こういう心構えがインターナショナルというのも素敵なことです。一度くらいタキシードでオペラに行ってみようかなあと考えたりしているわけですが、、、。日本でやると変ですかね?

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