オペラ ラボエーム
プッチーニの名作と言われるラ・ボエームを見てきました。実はラ・ボエームというオペラはちょっと暗いイメージがあって、大好きというわけではないのですが、今回は佐渡裕さんが指揮をされるということだったので、ぜひと思ってチケットを購入して見てきました。佐渡裕さんのプロデュースなのですが、本来昨年だか2年前に開催される予定だったものが、コロナで延期になり今年開催になったそうです。やはり彼の指揮によるオペラは本当に素晴らしいものでした。ミミを演じたフランチェスカマンゾ、そしてムゼッタ役のエヴァ・トラーチュの歌声もさすがで、うっとりでした。何より佐渡裕さんの指揮は気合いが入っていていいですね。いつも感動をもらえます。時々いい音楽に浸るというのはうれしいことです。コロナで久しくオペラを楽しめていなかったのですが、素敵な時間をもらえました。
時々思うのですが、日本でもオペラを楽しまれる方の中に着物の正装で来られる方も何人もおられます。さすがにウイーンやパリなどでのオペラのようにタキシードやドレスを着て参加される方は日本ではほとんどないわけですが、それでも会場に女性も男性も着物を着て、とにかく正装ですという方がおられるのは素敵ですよね。見に行くほうも気合いを入れてということなのでしょうが、オペラを見る時の心構えだけはそのようでありたいと思います。演じている方々も心構えはそうなのでしょうから。佐渡裕さん、本当にすごいです。ありがとうございました!