院長ブログ

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2021.9.12脂肪注入で膨れ過ぎた場合

最近脂肪注入の結果が思わしくないという相談が多いように思います。凹凸になったとか、膨れすぎて減量したいなどのケースです。これらは簡単に修正ができます。へこみがある部位には単純に脂肪注入を追加して平坦に仕上げれば問題は解決します。脂肪注入で膨れ過ぎた場合は、通常の脂肪吸引ではほとんど脂肪が出てきません。これはおそらく脂肪注入で生着した脂肪はかなり周囲と癒着があり、吸引に抵抗する脂肪になっているからだと思います。またさわっては全くわかりませんが、おそらくすこしだけ正常の脂肪より硬いのだと思います。そういう理由で、通常の脂肪吸引を試みても全く脂肪は出てきません。これは以前何回か試みて私自身が経験していることなので、本当のことです。こういう場合、私のクリニックではまず減量したい範囲の注入脂肪を細い針で何度もついて、破壊します。これにより細かい吸引可能な脂肪にすることができます。この操作の直後に通常の脂肪吸引をすると、生着した脂肪を出すことができます。こういう方法で脂肪注入で膨れ過ぎた場合でも修正が簡単にできます。ただ一度で満足が得られる状態になるかどうかについては、麻酔が入っていて膨れているために仕上がりの予想に多少の誤差が出る可能性があります。そのために追加の微調整が必要になることはありうる問題です。ただ簡単な操作であり、吸引後は3日ほど圧迫をするだけでいいので、キズも残らず簡単な方法ということになると思います。

投稿者: メガクリニック

2021.9.10残念、行けなかった国ジンバブエ

私自身、長い間、国際美容外科学会(ISAPS  ) の世界中の講習会で講師としてたくさんの手術指導や講演を行っていますが、かなり以前のことになりますが、まだ私自身がアフリカに一度も行ったことがないころに、おもにアフリカやヨーロッパの美容外科医用の講習会として、ジンバブエのビクトリアフォールという世界の3大滝の一つのそばにある有名なホテルでこの国際美容外科学会主催の講習会が開催されたことがあります。世界中から20名くらいの講師を招待して、3日間の学会のような講習会です。この時のプログラムを作ったのが、当時の教育委員会のチェアであるスウェーデンの医師だったのですが、この医師から私にジンバブエに来て講演を5つくらいしてくれないかというメールが来たことがあります。あとで聞くと参加者は300人くらいの医師が世界中から勉強のために参加したということで、かなり盛況であったようです。ただこのころは私自身、アフリカというのがどうも治安が悪く、いろいろ病気もあって、できれば行きたくないと考えていたところだったわけです。

それでも招待を受けたので、日本の政府情報なども調べてみようと、これを読んだのがいけなかったと今でも思っています。政府情報を読んでからは、こんなところに命がけで行くこともないと判断して、招待を断りました。その後しばらくしてこの講習会に参加した講師陣の友人たちから、なぜ高柳はこんな楽しい場所に来なかったのだとたくさんのメールをもらいました。壮大な滝も実に美しかったようで、さらにそのそばの国際的なホテルもとても快適、さらに講習会後に講師陣だけで、サファリツアーがあって、これも本当に楽しかったというのです。マラリアとか、いろいろ病気もあるので、大丈夫だった?と聞いたのですが、薬を使っていたので、全員何も問題なし、来れなくて残念だったねえと皆さんに言われました。

私の読んだ政府情報には、当然日本人が事故に合わないようにいろいろ怖い話がたくさん載っていました。滞在中は洗濯をしてはいけません。ほした服にはツエツエバエの卵がたくさん産みつけられていると思ってください。街を歩いているときに車が来たらすぐに道から遠ざかってください。ひかれたら、ひかれたほうが悪いということになります。特に黒い車が数台来た時は、大統領の車列なので、道にいるといきなり発砲されます。また平原の真ん中に小高い丘があって周囲に地平線が見える観光スポットとして有名なところです。ここに行く時は銃をもった観光ガイドと一緒に行くこと。ここに行くのは観光客なので、よく襲われる事故があります。また空港から滝周辺のホテルに向かうタクシーもよく襲撃されますので、なるべくみすぼらしい服装で空港からガイド付きでホテルに向かってください。マラリアにかかると治っても一生毎年夏には苦しむことがあります。ホテルの部屋にはサソリや蚊がいることがよくあります。気をつけてください。などなど、こんな情報を見れば、行きたいとは思わないですよね。でもみんなすごく楽しかったそうです。今でも行きたかったなあと思いますが、今はまたコロナや内戦などの不安があり、安全には行けないようです。残念。

投稿者: メガクリニック

2021.9.8眉下切除?眉上切除?二重のラインで切除?

まぶたのたるみがある場合、現在日本でポピュラーな手術は眉下切除になっていると思います。日本人ではまつ毛に近い皮膚はとても薄く、眉に近い部位の皮膚は厚みがあります。従って二重のラインで皮膚を取りすぎると、切除の下側の薄い皮膚と、上側の分厚い皮膚を直接縫合することになるので、仕上がりがむくんだような目になってしまいます。この限界は私は3-4ミリまでと思っています。それ以下の狭い幅の皮膚切除であれば、二重のラインでの皮膚切除できれいに仕上がります。それ以上は眉下切除が安全です。

ただ眉下切除の場合は正確に言うとごく小さい幅で眉がすこし下がることになります。この眉の下がりが困るという方もまれにあります。要するに眉も引き上げておきたいというケースです。このような場合、白人では眉上で皮膚を切除してきれいになりますが、日本人の場合、眉上の切除のキズが目立つことが多いと思います。これは肌質を医師の側でかなり慎重に判断して、キズが目立つことがないか正確に予想しなければなりません。判断を誤るとキズが目立って、修正ができないということが起こります。肌質によっては、眉のすぐ上ではなく、さらに2センチほど上で皮膚を切除したほうがキズが目立たないということもあります。この判断は美容外科医としてかなりレベルの高い判断になります。あるいはこれらの部位での皮膚切除に問題があるという場合は、どうしても眉をひき上げる必要があれば、額のリフトを検討する必要があるかもしれません。生え際の前や頭髪内のいずれかが切開する部位になります。額の狭い方は頭髪内でもいいと思いますが、額の広い方の場合は、頭髪内で額のリフトをすると、さらに額が広くなるという問題がありますので、こういう場合は生え際の直前で皮膚を切除するのが理想です。万一生え際のキズが目立つということがあれば、このキズに1-2本ずつ植毛をしてキズを隠す方法を取ることもできます。

投稿者: メガクリニック

2021.9.7好きな日本酒

日本酒もすてきですよね。大学生のころはとにかく安ければオーケーみたいなところがあって、なんでもお酒なら構いませんという感じでした。多分皆さんもそうだと思いますが、、。でもいろいろ飲んでいるうちに、本当においしいお酒っていいなあって思うようになっています。かなり以前に新潟で学会が開催されたことがあって、この時に新潟のある医師が会長だったわけですが、会長がずいぶん奮発して、新潟でおいしいと思われるお酒を懇親会の時にたくさん出してもらったことがあります。この時は本当に感動しました。どれもこれも全部うっとりするくらいおいしかったです。〆張鶴、八海山、越乃寒梅、久保田、麒麟山,洗心などなど。もう参加者全員全力で飲んでましたね。

この他にも大好きな日本酒がいろいろあって、個人的には獺祭、黒龍、十四代、臥龍梅、磯自慢、などがかなりうっとりきます。時々思っているのですが、日本酒の大吟醸の中には白ワインのような味のものも多くて、フランス料理にワイングラスで出してもらっても、とても料理にあうような気がするものも多いのですが。どう思われますか?

投稿者: メガクリニック

2021.9.5私のコロナ対策

人生の中で感染症が世界中に蔓延して、こんな時代が来るなんて想像できなかったですよね。たしかに人類にとって感染症は歴史の中でたびたび世界で大問題になって、なんとなくいつかそれがおさまって、現在があるわけです。でもとにかく今はまだウイルスがあちこちにあって、しかも変異を続けるという厄介なことになっています。自分で身を守るしかないですね。私自身は感染症の専門の医師ではありませんが、まあ、それなりに医師として知識は持っていますので、自分なりの対策をしています。すこしだけ私の方法を書いておきたいと思います。

いろいろありますが、クリニック内では窓や入口はあけて、換気に注意をしています。クリニックには外気を強制的に室内に入れる装置を作っていますので、これも常に稼働しています。そのため冷房や暖房の効果がすこし悪くなりますが、安全第一と思っています。自分では家を出た時から、クリニックにつくまで、何も触らないように行くことにしています。電車で通勤していますが、改札を通る時には、定期を本来1秒間ピッタリつけてくださいとなっていますが、実際には1センチくらい浮かせた状態でもイコカは反応しますので、定期もどこにも密着させないで、電車の乗り降りをしています。電車の中では周囲にもしマスクをしていない人があれば、この人から遠い位置に移動しています。エレベーター内など狭い空間で、もしもマスクをしていない人があれば、この間呼吸を止めています。

クリニックのビルについた際は、どうしてもドアを開けてさらにエレベーターのボタンを押す必要がありますので、ここで持ち歩いているアルコール入りのウェットティッシュかアルコール綿花を出して、これでドアやボタンを触れるようにしています。ついでにいつもエレベーターの各階のボタンの消毒もしています。

家に帰った際はまず家に入るまえに手の消毒をしてドアを開け、最初にもう一度手指の消毒をしてから、シャワーに入り全身を洗います。この時に目と鼻の中をたくさんの水で洗って、また多量の水でうがいをしています。服については玄関に一番近い部屋を服専用の部屋にしていて、ここでは服を3ー4日サイクルで着るようにしています。服にはウイルスがついている可能性があり、翌日もこのウイルスが生きていると考えたほうがいいみたいです。また服をバタバタさせると室内にウイルスが拡散するので、そっと脱いだり、着たりするように注意しています。

本当にこんな生活がいつまで続くのでしょうね。早く友人との楽しい食事やあちこちへの旅行など、以前のように楽しみたいと思います。お酒も自由に飲みたいですよね。普通の生活に戻るのは一体いつになるのでしょうか?

投稿者: メガクリニック

2021.9.3上まぶたの下垂とたるみ

上まぶたのたるみにはいろいろの状況があります。黒目があまり見えず、上のほうが見にくいといういわゆる眼瞼下垂、あるいはまぶたの皮膚に加齢によるたるみが目立ってきて、このたるみのために上が見にくい場合、あるいはこれらの両方の問題がある場合などです。

いわゆる眼瞼下垂の場合は、黒目があまり見えない状態になっていて、これは先天性である場合や長期にコンタクトレンズを使っていたためにまぶたの挙筋が瞼板からすこしはずれてきたために筋肉の収縮が直接瞼板に伝わらない状態になった場合、あるいは同様の変化が加齢により起きてきた場合などがあります。加齢による問題は人間である以上、だれにでもいずれ起きてくる問題です。いずれも目がぱっちりしないので、眠そうな目つきになってしまいます。また上が見にくいので、眉を必死で上げてものを見ることになり、額のしわも多くなります。

これらの治療はいずれも眼瞼挙筋という目を開け閉めする時に働く筋肉を短縮することで眼がぱっちり開くようになります。これは通常二重のラインを切開して行います。若い方ではこれでかわいいきれいな目になりますが、ある程度年齢の高い方の場合、まつ毛の位置が上がることになり、これにより眼の開きはよくなりますが、にらんでいるような目つきに仕上がることがあります。これは皮膚のたるみに対する解決策を考えていないからです。

ある程度まぶたのたるみがある場合は、私の方針はまず眉下切除で皮膚のたるみを除去しておいてから、3か月あけてから挙筋短縮をすると、絶対に怖い目つきには仕上がりません。状態によっては眉下切除と挙筋短縮を同時にできる場合もあります。たるみの除去は二重のラインでの皮膚切除で行ってはいけません。これはこれでむくんだような目つきに仕上がるという問題があります。眉下切除でたるみを取るのがとても安全な方法です。

投稿者: メガクリニック

2021.8.31脂肪注入の基本:医学誌形成外科の特集

形成外科の医学誌として克誠堂出版の形成外科という医学誌は日本では日本形成外科学会誌と共にトップの座を占める有名な医学誌です。この62巻に脂肪注入の基本というタイトルで特集号に私の論文を出しました。学会で言うところの招待教育講演のようなものになります。

この論文の中でいい結果を出すためのテクニックとして強調しておいた点にいくつかのものがあります。これは常に私自身が気をつけているポイントで、もっとも大切なポイントとして、注入部に皮下のキズや癒着、あるいはじん帯などの存在によりふくれにくい部位がないことを確認しておくこと、もしこれがあれば、細い針で細かく剥離をして、皮膚がふくれやすい状態を作りながら脂肪注入を行うこと、また採取した脂肪は遠心部分離後なるべく早く注入を行うこと、注入の際はごく少量ずついろいろの方向に多層に入れていき、注入後は一度針穴を糸で縫合してから全体をマッサージすることで注入した脂肪が均等に分散して平坦に仕上がるような処理を行うこと、手術後は1か月間強いマッサージなどを禁止しておくことなどです。

このような細かい注意を払うことで最近は新しいキズもつかず、翌日には化粧や入浴も可能という簡単な方法で、とてもいい結果が得られる手術になってきたと思います。

 

投稿者: メガクリニック

2021.8.30北九州市の小倉記念病院

私が大阪で開業する直前はアメリカに留学していましたが、この留学前は北九州市の小倉記念病院の形成外科の主任部長として6年間この病院に勤務していました。京都大学を卒業して、その後は京大病院の形成外科に入り、その後京大の麻酔科研修を経て、大阪の日本赤十字病院形成外科に在籍していました。この形成外科では4人の形成外科医がいて、当時私は一番下の医員で働いていました。このころ形成外科では上に部長、副部長、先輩医師の3人の医師がおられたのですが、当時マイクロサージャリーという顕微鏡下での神経縫合や血管縫合などによる組織移植は私しかできない手術であり、さらに乳がんの乳房再建という手術も上の3人の医師ができない手術だったということもあって、その頃大阪日赤病院の形成外科では私の患者さんが一番多く、多忙を極めていました。

大阪赤十字病院で忙しく働いていた時に、京大形成外科の教授から電話がかかり、いやな予感がしたのですが、一度京大に来なさい、話があるということでした。京都に行くと、いきなり北九州の小倉記念病院に新しく形成外科を作ることになり、その派遣医師を京大の医局から出すことになった、それで大阪日赤で多くの患者さんを抱えていることはよく知っているが、来月から北九州の小倉記念病院に勤務してくれ、、、ということでした。行きたくありませんと何度も教授に言いましたが、当時医局の人事権は教授にあって、命令だと言われると、もうどうしようもなく、縁もゆかりもない北九州に転勤になったわけです。

最初家を探すために病院を訪問した時に事務の方に、病院が小倉北区にあるので、なるべく近いところに家を探したいと希望を伝えました。ところが事務の方は、小倉北区はいろいろ問題のある人が住んでいるところで、この病院の医師はほぼ全員北区には住んでいません。あなたの安全のために、家は小倉南区で探してくださいと言われて驚いたことがあります。あとでわかったことですが、やはり暴力事件の多い街で、北区はある意味、当時はとても怖いところだったわけです。一年に一度くらいは小倉北区では銃撃事件などがあったわけです。病院そのものは、北九州市では名門の病院で、6年間ここで主任部長として勤務していましたが、毎年患者さんが増え続けて、最初は私一人でスタートした病院でしたが、2年目からは2人、3年目からは3人と医師が増えて、忙しい診療科になりました。病院でのいい友人も多く、住んでいた周囲の方もとても暖かい人が多く、たくさんのいい思い出の残る病院になりました。

投稿者: メガクリニック

2021.8.29乳がんの話

私自身、現在までに形成外科医として乳がんの乳房再建はかなりの症例を経験してきています。腹部の脂肪や背中の皮膚と脂肪を利用した自家組織再建やインプラントを使用した再建、そのほか自家組織と人工乳房インプラントを併用した方法など、さまざまの再建を経験してきましたので、乳がんという病気についてもいろいろの話を知っています。

女性であれば、だれでも乳がんになる可能性はあるわけです。多くの研究からどういう人が乳がんになりやすいかということがわかっています。はっきり統計的に確実な話は、母親が乳がんの場合、30歳までに出産をしていない場合、受動喫煙を含めてタバコを吸う方、ほぼ毎日お酒を飲む方、若い時、あるいは閉経後に肥満傾向がある場合などのケースは乳がんになりやすいということになります。乳房再建に来られる患者さんを見ていても、この傾向ははっきりしていて、とても痩せている方の乳がんは珍しいケースと思います。

乳がんになった場合、ガンを切除して体から除去するということが行われる治療になりますが、この除去の方法にいろいろのものが開発されています。アメリカのように乳がんの多発している国では、この研究がかなり先行していて、現在アメリカでの乳がんの切除方法としては、ある程度のガンの大きさがある場合は、乳房全体を切除することになりますが、初期の段階でみつかったガンは、ガンのしこりだけが放射線照射に抵抗するので、このしこりだけを切除して、残りのバスト内に散らばっている可能性のあるがん細胞は放射線でたたくという方針を取っています。このしこりのみを切除する方法はランペクトミーと言われています。このようにすれば、乳房を失うことがなく、しこりの切除による陥没だけが残るということになり、この再建も簡単になるわけです。一方日本では同じ方法が日本人でも危なくないのかという慎重論があって、ランペクトミーというしこりだけを切除するより、初期のガンの場合でも、もうすこし念のため切除しておこうという方法があります。これがクアドランテクトミー、日本語では別名温存療法などと言われる、バストの4分の1ほどを切除するという方法です。後の乳房を再建する側から言うと、この4分の1切除というのがかなりの変形になり、さらに放射線照射を併用することが多いので、再建がかなり難しいことが多くなります。かえって乳房全体を切除して放射線が当たっていない場合の乳房再建のほうがずっときれいに簡単に再建ができます。できれば温存療法という言葉をやめてほしいところです。この言葉にだまされたという患者さんも多いと思います。アメリカの形成外科では4分の1切除プラス放射線照射のようなケースがまずないので、再建が確実に楽にできることが多く、日本から見ていると、うらやましい状況に思います。いずれ日本でも4分の1切除のような方法がなくなると思っていますが、一体いつになるのでしょう?

投稿者: メガクリニック

2021.8.25二重の幅の修正

二重のラインの幅を広くしたい方や狭くしたい方も多いような気がします。埋没法での手術であれば、修正は切開法で簡単にできます。広くするのも狭くするのも切開法なら確実に簡単にできます。以前の手術が切開法によるものであれば、もう一度切開法での修正が必要になります。幅を広くするためには、変更する幅がわずかの幅であれば、新しいラインになる部分に切開を入れて、以前のキズも含めて切除をして新しい二重を切開法で作成できます。もちろん以前のライン直下には剥離をいれて、元のラインを消す処理が必要です。幅の変更量が多い場合は、やむを得ずもう1本新しいラインの切開を入れて、大きい二重を作成する必要があるかもしれません。キズが2本になってしまいますが、こういうケースでは仕方のないことです。あるいは眉を指で引き上げてみた時にご希望の幅になるようなら、眉下切除で二重の見かけ上の幅を広くすることも可能です。

すこし面倒な処理がいるのは広すぎる二重の幅を狭くする場合です。この場合、新しいラインになる部分を切開して、以前のラインを含めて切除して皮膚を縫合することになりますが、この際皮下で上のほうにある眼窩脂肪を新しい二重のラインのすぐ上まで引き下げる必要があります。この時に以前の手術で脱脂をしていたり、脂肪に止血操作が入ることで硬くなり、移動できない脂肪になっていたりすることがあります。このような場合は、脇から皮下脂肪をすこしだけ採取してこれをまぶたに移植する必要があります。二重のラインのすぐ上には脂肪がないと、きれいな二重になりません。切開したラインと二重のラインがずれてしまうようなトラブルも起きることがあります。そういう理由でまれには二重の幅を狭くするために脂肪の移植が必要になることがあります。

 

 

 

投稿者: メガクリニック

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