院長ブログ

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2021.12.13肩こり、頭痛のボトックス治療

最近アメリカでは数人の形成外科医が肩こりや頭痛の治療を始めています。すこしずつ論文が出てきて、面白い分野の治療をやりだしたなあと思っています。ボトックスを使用するのが最初にテスト的に行う治療ということになっています。肩こりの多くは僧帽筋が関連する筋肉と思いますが、これにより頭痛が起きることもあるようです。筋肉を押して痛みがある部位周辺にボトックスを打つと肩こりが楽になる方が多いようです。またこれにより頭痛が起きている方ではボトックスの使用で、頭痛が改善することもあるようです。こういうテストを何回か行って、確実な頭痛に対する効果が認められるという場合は、筋肉にメスを入れることで、筋肉の強い収縮が起きないような手術も行っているようです。もちろんボトックスを定期的に行うだけで手術はしないという方針を取っている医師もありますが、、。まだまだ試行錯誤的な論文しか出ていませんが、劇的に肩こりや頭痛が治っているケースの報告もあります。今後治療方法の改善がいろいろ行われて、肩こりや頭痛の治療方法が確立していくような気がします。今のところ、まだ長期経過の報告が少なすぎるので、今後のフォローを待って、そのうち日本でも開始される治療方法になりそうな気がします。医学は本当にどんどん進歩していきますねえ。

投稿者: メガクリニック

2021.12.10落語、漫才

子供の頃から落語とか漫才は大好きです。小学生の頃などはお正月はこたつに入って、お餅とか、ミカンを食べながら、ずっと漫才とか落語を聞いて、ゲラゲラ笑っていたように思います。結果として3学期が始まる頃は太っていましたね。落語で好きな人は長い間枝雀さんでしたが、お亡くなりになったので、最近は志の輔さんにはまっています。大阪にもよく来られるので、チケットが取れれば、直接見に行ったりしています。皆様は聞かれたことがあるでしょうか?もし知らないという方があれば、ぜひ聞いてみてください。ユーチューブなどで簡単に聞くことができます。私のお気に入りは、花子、みどりの窓口、親の顔などですね。もう何度聞いても楽しいです。親の顔に出てくる子供、賢いですよね。テストの点数が悪かったと言って親と子供の二人が学校に呼び出される話なのですが、テストの中の「本能寺を焼いたのは誰ですか?」、その子供の答えが「僕じゃありません」。ついていった親が先生に、「先生、これ、、、合ってるんじゃないですか?」。楽しい話です、ホント。

投稿者: メガクリニック

2021.12.5思い出に残る苦手な患者さん

長い間たくさんの患者さんと向き合っていると、本当にごくまれに、どうしてもこの患者さんは、なんとなく治療をするのがためらわれるという方に出会うことがあります。何年も前のことですが、40歳くらいの男性の患者さんが顔の黒いほくろを心配して来院されたことがあります。黒いほくろからは本当にまれなことですが、ガンが出ることがあります。これは悪性黒色腫と言われるガンで、あらゆるガンの中でもっとも死亡率の高いガンです。転移がとても早期に起こってしまうので、手遅れになることが多いわけです。ただし本当にまれなガンで私が医師になってからこのガンを見たのは10人くらいだけです。ただこのうち7人はこのガンの転移で亡くなられています。そういうガンのことを心配して来院されたわけです。念のため切除をしておいたほうがいいと説明をしていたわけですが、どうも様子が変なのです。ガンの性質、切除の必要性、手術後の経過、あとの管理や通院など多くのことを説明したすぐ後に、「、、、と申しますと?」と何度も質問をされるわけです。何回も、、と申しますと?と同じことを言われるので、最後は今までちゃんと話を聞いていましたかあ?と聞きたくなるようなやりとりでした。本当に疲れてしまう患者さんだったのです。

手術日になって、さらにまた同じようなやりとりが続き、最後はとにかく手術室に入りますよー、、、までは行きついたのですが、写真を撮っておく必要があるので、ほくろの写真を撮りますねーとカメラを構えると、カメラの前で顔をすこし斜めにしてにっこり微笑まれるのです。あ、これは記念撮影ではないので、笑顔はいりませんからねー。カメラを構えて噴き出しそうになった患者さんでした。

 

 

 

 

投稿者: メガクリニック

2021.12.4来年の国際美容外科学会、イスタンブール

毎月国際美容外科学会(ISAPS)のニュースが世界中の会員に送られてくるわけですが、2年ごとに開催される国際美容外科学会総会が来年の9月にトルコのイスタンブールで開催されるとアナウンスがされていました。今の会長はトルコのナジムセルクスという鼻の手術では本当に美しい手術をされる方です。おそらく10年近く理事会で一緒に仕事をしていたので、とても親しい友人なのですが、私が会長で彼が第2副会長をしていた時に、彼がしみじみ語っていたことがあります。彼は私が日本で学会を開催できることがうらやましくて仕方がなかったのです。今はコロナの問題があって、これも彼にとっても悩みの種と思いますが、当時はこのような騒ぎがなかったので、私が日本の京都での開催を決めていましたので、日本のように安全で、特に京都のように誰でも行きたくなるような都市での開催がうらやましいと言うのです。トルコはご存知のように政情が不安定で、テロなどもあり、治安の面でもいろいろトラブルのある所です。彼にいずれ会長になれると思うが、その場合はどこで学会を開催するつもりかと尋ねたことがあります。彼はその時になってみないとわからないが、治安に問題がなければイスタンブールにするつもりだと言っていました。でももし政情が不安定だったり、治安に問題がある状況だったら?と聞くと、彼はインドネシアのバリ島が大好きだそうで、新婚旅行もバリに行ったのだと教えてくれました。そういう理由で、トルコがだめな場合は、インドネシアのバリ島でやりたいそうです。でも今のところイスタンブール開催の予定のようです。その頃はコロナも落ち着いて、世界中のたくさんの友人にも会って、ナジムにも直接会って、立派な学会になると思いますので、彼の晴れ姿を見たいものだと思っています。世界中に親しい友人がたくさんいるというのは本当に楽しいことで、国際学会の会長職というのは本当に2年間激務でしたが、いいこともたくさんあるなあと思う今日この頃です。

投稿者: メガクリニック

2021.12.3シミの取り方

顔に茶色いシミが出てくると、なんとなく年齢を感じてしまっていやですよね。シミにも実際にはいろいろのタイプがあります。通常よくあるシミは紫外線を今までよく浴びてしまっていたとか、遺伝的に母親や父親にシミが多い方では、やはりシミが出てくることが多いわけです。これらのシミはレーザーやライムライトなどで、きれいに除去できます。このタイプの他に自分でこすってできるシミがあります。これは通常肝斑と言われるシミです。私たち医師が気を付けなければいけないことは、肝斑はこすりすぎが原因だということです。こすることにより、皮膚に炎症が起こり、炎症性の色素沈着としてシミが出るわけです。ある程度の炎症が起きるレーザーなどを肝斑に照射すると、シミは濃くなってしまいます。簡単な見分け方としては肝斑はこすりすぎることが原因なので、特にほほ骨の付近は顔を洗ったり、タオルでこすったりした場合、皮下に骨があるので、その上の皮膚に炎症が起こりやすいという問題があります。この部位に一致してシミがある場合は、肝斑の可能性があります。肝斑は眼のすぐ周りなどには出にくいわけです。つまり下に骨のない部位は手やタオルなどで、こすれにくいわけです。肝斑は炎症が起きると出るシミなので、このシミにレーザーを当てると、悪化してより黒くなってしまいます。肝斑の治療はまず絶対にこすらないことと、トランサミンとビタミンCを内服することです。この薬は1年から1年半くらい内服を続ける必要があります。これで肝斑は消えることになります。この時点でシミが残っている場合は肝斑が除去されていますので、残っているシミはレーザーやライムライトなどの治療できれいになります。

投稿者: メガクリニック

2021.12.1涙袋について思うこと

大体人間というのは人を見る時、どこを見ているかというとまず目ですよね。その次に鼻、顔全体というようなところでしょうか?たとえば眉の高さや形に左右差があるというようなことは、本人も知らないこともよくある話です。それくらい目はまず第一印象として、だれでも見ている部位になるわけです。二重かどうか、まぶたにたるみがないかどうか、なども見えてしまう話ですが、それ以外に下まぶたで、涙袋がどうなっているかというようなことも知らないうちに印象として、周りの人に伝わっていることが多いように思います。

いろいろの患者さんの目を見た来たものとして、涙袋がある場合とない場合でかなり見た人に与える印象が異なるように思います。涙袋が全くない場合、この部位が平坦であると、とても冷たい感じや寂しい印象が出ている方が多いと思います。反対に涙袋のある程度のふくらみは、温かい印象が出るように思います。知らず知らずのうちにこういうことを理解されて、涙袋を作りたいとか、もうすこし膨らませたいというような治療や手術が多いのだと思います。涙袋を作る方法としては、いくつかの方法があります。これらはヒアルロン酸や脂肪の注入、真皮脂肪の移植などです。ただそれぞれ長所短所があります。ヒアルロン酸は手軽な方法かもしれませんが、吸収性のものなので、定期的に補充が必要になります。また入れすぎるとすこし青みがかってしまう可能性があります。脂肪の注入はこのような色調の問題が出ることはありません。ただ一度に多量の注入をすると、生着した脂肪がしこりになったり、血流の再開が起きずに溶けてなくなったり、凹凸を作る心配があります。この点真皮脂肪の移植は安全性の高い方法になります。まつ毛の下1ミリくらいの部分を1センチ程度切開してわきなどから採取した真皮脂肪を移植する方法は脂肪注入の4-5回分の移植量が一度の手術で安全に生着します。まつ毛の下を切開する必要がありますが、どの方法よりも一度でもっともふくらみを作成できる方法になります。

 

 

投稿者: メガクリニック

2021.11.30赤十字病院のネオンサイン

赤十字病院の話でちょっと思い出したことがあります。現在は大阪赤十字病院は新しく建て直されて、きれいになっているのですが、私が勤務していたころはとても古い建物でした。正面玄関の建物の上に大阪赤十字病院という大きな看板が出ていて、これが夜はネオンになって、赤い字で浮き上がるようになっていました。ところがやはり古い建物だったので、このネオンの一つのライトが消えたままで長期に放置されていたのです。十の字のライトが消えていたわけです。この結果夜は浮き上がる字が大阪赤字病院になっていたわけです。それで働いていた医師や看護師の間で時々話されていたことはどうせなら阪のライトも消えたら面白いねえというような話です。これが消えると大赤字病院という立派な名前になりますね。

投稿者: メガクリニック

2021.11.28赤十字病院

大学を卒業後、しばらくは京都大学病院の麻酔科研修医、形成外科研修医、形成外科医員として働いていましたが、数年して、勤務先が大阪赤十字病院の形成外科に変わりました。当時の事情なので、京大の形成外科医局の人事のようなことで移動だったわけです。赤十字病院は4年ほど勤務になりましたが、ここで働くと、赤十字、いわゆるレッドクロスの使命がすこしだけわかったような気がします。私自身、京大病院と北九州市の小倉記念病院などに勤務経験があるわけですが、赤十字病院の経験を積んだ看護師さんや看護師長さんなどが本当にやる時はやりますよーっという感じで、何かあった時はすごい人たちに見えます。なるほどなあと思ったのは、赤十字病院でいろいろ医師や看護師さんから話を聞いた時でした。現状はすこし違ってきているのかもしれませんが、当時聞いた話では、赤十字病院に勤務している看護師さんで、将来看護師長など幹部に上がりたい人には1年間の東京での研修があるそうです。これは看護師としての知識や技術の研修ではなく、究極の目的は、看護師として、たとえば日本が戦争や大災害に巻き込まれた場合一人の医療勤務者として何をするべきかということを叩き込まれる研修ということのようです。1年間の研修の内容はいろいろの宗教を学ぶ、外国語、本を読んでのグループディスカッション、ケーススタディー、戦争になった場合、ニュースなどで言論統制が行われているような場合、医療関係者として目の前の状況にどう対応するべきか、戦争で治療の必要な敵の兵士にどう対応するべきか、などなどいろいろ困難な状況に対応でき、周りの医師、看護師にどのようなリーダーシップを発揮するのがいいかというような激しい鍛え方をするそうです。この研修は大体参加した半数が一年のうちに脱落するというようなものらしく、これに耐えて研修を修了した人たちが看護師長などで働いておられるわけです。そういう理由で、本当に根性のある人だけがこの病院はリーダーになっているのだなあと思いました。先輩の形成外科医がいくつかの病棟の看護師長さんたちから何回かひどく怒られていたのを見たことがあるのですが、気の毒な光景でした。私自身は看護師長さんたちとはいつも細かいところまでコミュニケーションをうまく取っている人なので、一度もこういう経験はないのですが、要領の悪い医師は、赤十字病院では気の毒なことが多いと思います。赤十字というところが常に戦争を意識している団体って知ってましたか?もちろんこういう世界的な組織って必要なんですよね。何と言っても平和が一番です、ホント。

投稿者: メガクリニック

2021.11.27京都大学吉田寮

京都大学に吉田寮という学生寮があります。日本の大学で最古の学生寮だそうです。私が学生の頃にこんな古い学生寮があるのだなあと思っていたくらいで、今の建物の傷み状況はおそらく恐ろしいものがあると思います。私が学生の時は京都大学の吉田構内に8面くらいテニスコートがあり、この横にこの学生寮がありました。今はこのテニスコートにはほとんど建物が建っていて、コートは3面しか残っていません。

学生の頃は、医学部ソフトテニス部に所属していたわけですが、当時合宿は春と夏の2回行っていました。一度夏の合宿の費用を安くあげようとして、夏休みは吉田寮にいる学生も帰省している人が多いので、この部屋を借りて、目の前にあるコートで合宿をしようとしたことがあります。初日に各自に割り当てられた部屋に泊まったわけですが、翌日、みんなこの合宿は自宅から通うことにして、吉田寮に泊まるのはやめようということになりました。あまりに部屋が汚くて、臭いもひどく、トイレもあまりに汚れているなど、即全員一致の結論でした。合宿で体調をくずしてどうするなどの意見も出ていて、とにかくこんなひどいところに住んでいる人もいるのだなあとびっくりでした。寮の廊下にはいくつか穴があいていて、この穴に落ちそうになったり、部屋の真ん中にボールを置くと、部屋の片隅に転がって行ったり、寮のどこに行っても蚊が多くてイライラしたり、特にトイレは汚くて、できれば行きたくない、などなど部員の間ではとにかくすごく不評でした。

現在ここに住んでいる学生と大学は裁判中だそうで、大学としてはこの寮を壊して新しい寮を作りたい、学生は出て行かない、、私にはわかりません。おそらく耐震基準にも問題があって、もう見ただけでもいつ崩れ落ちるかというような建物です。数年前だったと思いますが、春の新入生を迎える頃、この吉田寮を見に来た母親と新入生の二人が、寮を見て二人とも口をポカンとあけていた光景が思い出されます。本当にびっくりされていたようです。私たちテニス部の願いは、この学生寮をこわして、遠いところに移転してもらい、その跡地にまたたくさんのテニスコートを作ってほしいということです。京大の総長にはこのような要望書を出していますが、一体どうなるのでしょうねえ。

投稿者: メガクリニック

2021.11.26赤倉妙高高原

子供の頃、両親がよくスキーに赤倉妙高高原につれてくれました。赤倉観光ホテルという所に泊まって楽しんでいた頃があります。このホテルは妙高山の中腹にあって、朝ホテルから出たところから山の下に滑って降りることができ、そこから山頂にリフトで上がって、そこからまた滑り降りる途中にホテルがあるわけです。ホテルには温泉もあって、眺めも素晴らしく、ホテルの食事もとてもおいしくて、楽しいところです。大人になってからは、長野や新潟にスキーに行くのは、行程に時間がかかりすぎるので、大阪からは飛行機で北海道のニセコやトマム、ルスツなどに行ったほうがずっと早く行けるので、もっぱら北海道でのスキーになってしまい、長い間、赤倉には行ったことがありませんでした。また母親は赤倉からすぐのところに見える野尻湖が気に入っていたようで、夏に母親と野尻湖に行った記憶もあります。ここには野尻湖ホテルというとてもラブリーなホテルがあり、夏にこのホテルに滞在して、野尻湖を眺めながらプールで泳いでいたこともあります。

最近この赤倉が懐かしくなって、赤倉観光ホテルに行ってきました。ホテルも赤い屋根と見晴らしのいい景色とおいしい食事が昔のままで、温泉と素晴らしい景色を満喫して、帰ってきました。野尻湖も見たくてホテルからタクシーを頼んで湖も見てきました。残念ながら野尻湖ホテルはもうなくなっていて、どこにあったのかも思い出せず、ちょっとこの点は残念でした。このあたりは、それまで知らなかったのですが、ナウマンゾウが見つかったので有名なところなのだそうです。ナウマンゾウは大陸と日本が昔つながっていたということが証明されるものだそうで、その貴重な証拠なのだそうです。野尻湖のほとりにナウマンゾウの銅像があったので、タクシーの運転手さんから説明を受けて、ちょっとびっくりでした。夜は星がとてもきれいで、温泉も素晴らしく、もっと長く滞在できたらなあと心残りで戻ってきました。また行きたいところです。

 ホテルから見た野尻湖と雲海

 赤倉妙高高原の朝日

投稿者: メガクリニック

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