院長ブログ

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2021.6.1フランス美容外科学会

フランスの美容外科学会はこの10年くらいはほぼ毎年、初日に国際美容外科学会の講習会であるISAPSコースを開催しています。初日の講演はフランス以外の国から招待した20人くらいの医師だけに講演をしてもらい、あとの2日間の期間中にも、さらに招待講演としてたくさんの講演や時にはライブサージャリーを担当してもらうという方法を取っています。

そのため特にISAPSとフランスの学会はいつも本当に仲良しという感じになっています。私自身もここ5-6年は毎年フランスから招待を受けていますので、パリ、ニース、カンヌ、マルセイユ、トゥールなどフランス各地を訪問する機会をもらっています。それぞれ都市によって景色も異なり、毎年たくさんの講演や現地での手術などは楽なことではありませんが、それでもいろんなところを訪問できるので、フランスの学会はとても楽しみにしています。

昨年はこの学会がコロナのために今年に延期になっていて、次の学会はボルドーでの開催なので、今年の秋はぜひ学会を開催してほしいと願っています。フランスのワインはどの学会でもとてもおいしいですね。

レオナルドダヴィンチの眠るお城から見たトゥールの景色

 

 フランス美容外科学会のリーダーの皆さん

投稿者: メガクリニック

2021.5.28論文審査委員

現在私は国際美容外科学会(ISAPS)の医学誌であるAesthetic Plastic Surgery と韓国美容外科学会の医学誌であるArchive of Plastic Surgery と日本美容外科学会の医学誌である日本美容外科学会会報の3つの医学誌の論文審査委員をしています。この中でもっとも忙しいのがISAPSの医学誌です。チーフエディターはアメリカのバーマンガユロンという医師です。彼は鼻の手術では世界のベスト3に入ると言われる有名な医師で、とにかく根性の塊のような方です。鼻の手術の美しさは素晴らしいものがありますが、国際美容外科学会の名誉にかけて医学誌を世界のトップの医学誌にするというような鼻息のすごい方です。世界中からこの医学誌に論文を載せたいという目的で、多数の論文が提出されるわけですが、この審査を審査委員に振り分けているのがチーフエディターです。

 チーフエディターと

 

 

一つの投稿論文に対して、3人の審査委員が論文を読んで、医学誌での発表を「許可する」、「拒否する」、「部分的な修正を求める」「大幅な修正が必要」の4段階で判定を出します。

同時に「この部分がはっきりしない」とか、「この部分の記載には賛成できない」とか、自分の意見はこうなのだが著者は?というような多くのコメントを書いてチーフエディターに返送することになっています。

新しい発見や技術の開発などは一番乗りが誰かということが重要なことになりますので、審査論文が送られてきた場合、その時点から2週間以内に何があっても回答を送るということになっています。時には急に忙しくなったり、長い論文や難解なものもあって、苦労することもありますが、なんとか、いつも締め切りに遅れないように頑張っています。

2年に1回国際美容外科学会が開催されるわけですが、その時に時間が許せば、このチーフエディター主催のパーティーが開催されます。論文の審査は完全にボランティアで、これによる収入はだれももらっていません。いわば完全に名誉職というわけです。この労働に感謝してという意味でのパーティーになるわけですが、2年ごとのこの集まりも、中には久しぶりに顔を見る方もあり、本当に楽しいものです。写真はブラジルでの学会の際に、レブロンビーチの前にあるホテルのスイートルームを貸し切りにして開催されたパーティーの際のものです。

 

投稿者: メガクリニック

2021.5.28中国美容外科学会

中国美容外科学会(CSPS)でも国際美容外科学会のISAPSコース(講習会)を同時開催するという方法をよく取っています。具体的には中国美容外科学会が、講師として来て欲しい医師10〜15人くらいを世界中から選抜して、招待するというものです。

講師には、講演や時にはライブサージャリーを担当してもらって、手術方法なども含めて中国の医師に対して指導をします。私は今までに10回以上中国に招待されていますが、中国は本当に広大な国なので、それぞれの都市で同じ中国には思えないくらいに文化なども異なり、興味深い国だなあと思います。中でも印象に強く残っているところの一つが西安です。ここは兵馬俑で有名なところで、初めて訪問した時は本当にすごい歴史のある国と感動しました。兵馬俑のあるところは、西安市内からかなり離れたところにあり、普通の観光で行く場合は、普通の道路をかなり時間をかけて行く必要があるわけです。

 

  西安兵馬俑

私はこの時ISAPSの会長だったこともあり、中国の学会会長が特別に私だけの兵馬俑ツアーを企画してくれました。学会会場のホテルの玄関に私一人で出て行った時、案内の通訳の方と、それ以外に中国軍の護衛の方が2名、車のドライバーと合計5人が大きな車に乗り込み、出発後市内からいきなり高速道路に入ったわけですが、前後に車が一台もないのです。こんなに空いている高速道路は見たことがないと言うと、通訳の方から「この高速道路は市内から兵馬俑に行くVIP専用の高速道路だ」と説明されました。日本人では多分どなたか首相がこの高速道路を使った一人目で、二番目が私だと言われて驚きました。

 

兵馬俑は本当に広大なところで、掘り起こすと出てきた兵馬俑がすぐ色調が変化してしまうという問題があり、この色を保存する方法が見つかるまで、まだ掘り起こされていない広大な部分をそのままにしているという話もびっくりでした。

この学会も多数の参加者があり、大盛況でした。世界のISAPS会員が12人招待されていましたが、日本からはこの時は私と、北海道の野平先生が招待されました。野平先生もなかなか素晴らしい講演をされますし、きれいな手術をされる方です。

 

 左は野平Dr. 右はCSPS副会長ランムーDr.

 

 CSPS会長 グオシュツォンDr.

 

 西安での中国美容外科学会ガラディナー

投稿者: メガクリニック

2021.5.26クリニックは2年前に移転しています

メガクリニックは2年前に移転しているのですが、かなり以前から当院での治療を受けておられる患者様の中に、本当に久しぶりに受診される方も時々あるわけです。その中で以前クリニックが入っていた古いほうのビルに行かれてびっくりされる方が今でも時々おられます。以前クリニックが入っていたビルは、大きな地震に3回あっていまして。最後の地震でビルにもう次の大きな地震には耐えられないと判断されるようなダメージがあったようです。それでビルの解体の話が急に出てきたため、クリニックを同じ新大阪の異なる場所に移転したわけです。以前のビルは今は解体が終了して、新しいビルの建設が始まっています。そこに行かれた患者さんはびっくりされますよね。それで電話をしてこられて、そこから移転先になった新しいビルまで来られる方も時々あるわけです。これがすぐそばではないので、そこからは少し歩いてもらわなければなりません。古くから当院の患者さんで久しぶりに来院される方は場所を間違えないようにしてください。新しいクリニックは新大阪なのですが、JRの新大阪駅で降りられた場合は、伊丹空港行きのバスの乗り場のある中央口から出てもらう必要があります。ぐるっと回りを見渡していただくと、駅周辺で一番高いビルがアパホテルのタワーになります。駅周辺でアパホテルが4つありますので、間違わないようにしてください。この一番高いタワーのアパホテルの、通りをはさんで南西側のビルの5階になります。JR新大阪駅からは徒歩5分程度です。近いのは地下鉄御堂筋線の新大阪駅で、この駅の一番梅田よりの出口から出てもらうと近いと思います。そこからは徒歩3分程度になります。

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2021.5.24ライムライトの効果

当院ではレーザーや各種光治療(IPL)も行っています。その中で人気の高いものの一つがライムライトです。ライムライトは特に日本人の肌質に対する効果を詳しく検討して開発されたものなので、従来のレーザーなどのように欧米人ではいい結果が出るのに、東洋人の効果はあまり期待したほどではないというような問題がありません。幅広い波長のエネルギーを照射することにより、しみ、そばかす、こじわ、毛穴、くすみ、赤ら顔など多数のタイプの肌のトラブルに同時に効果を発揮します。肌の質感も改善させることができます。照射時の痛みもかなり軽く、当日から洗顔や化粧もできるということもあって、当院では人気の治療の一つになっています。

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2021.5.23手背を若く、美しく

かなり以前は手は美容外科ではどうしようもないと言われていた時代があります。手背のしわや血管が浮き出て見えて老化を感じるという方も多いと思います。時にはシミが目立つという方もあります。これらには現在はいろいろの対策があります。シミの場合は、キュースイッチルビーレーザーが有効です。もし黒っぽいシミが皮膚面から盛り上がっているような場合は、局所麻酔をして熱凝固で除去する方法もあります。しわに対しては脂肪注入が有効です。血管が浮き出ている状態も改善します。手首に針穴を2か所あけて、ここから細いカニューレを入れて、必要な範囲に脂肪の注入をします。針穴は数ミリくらいのもので、すぐにわからないくらいになります。通常脂肪はへその中に小さい切開を入れて吸引により採取します。これを遠心分離して手背に注入すれば完成です。多くの場合、3か月してからもう一度追加の注入をして完璧な状態に仕上げる方が多いようです。一度に多量の脂肪注入を行うとしこりができたり、壊死になって溶けて亡くなったりするからです。手術当日は入浴や手をぬらすことができませんが、翌日から手は包帯もテープも不要で、自由に手を使うことができます。腹部も翌日から入浴が可能になります。縫合をしませんので、消毒もいりません。

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2021.5.22顔を平均化する研究

以前日本美容外科学会(JSAPS)の招待講演で面白い研究の話を聞いたことがあります。それは顔のコンピュータによる平均化という研究です。コンピュータを使用していろいろのことができるわけですが、その話の中で、何人もの顔の平均の顔を作ると、、、というような研究がありました。たとえば犯罪者10人の顔の平均の顔を作ってみましたとか、いろいろの興味深い研究があったわけです。その中でも特に面白かったものが、日本人の若い女性10人の平均の顔を作りましたというものです。これがとても美人なのです。その次に世界の若い女性10人の平均の顔を作ってみましたというのがあって、これがもう圧倒的に美しいのです。これを見ていた時、なるほどなあととても感心しました。美容外科ではたとえば私は他の人より顎が長いので短くしたいという方もあります。また鼻が他の人より低いので、高くしたいという方もあります。これらは要するに平均の顔に近づけてほしいという希望であるわけです。また日本人の女性の中には、骨格を白人のようにしたいとか、顎をもっと白人のように出したいというようなご希望の方もあるわけですが、これは世界的な平均の顔に近い状態にしてほしいということでもあって、世界水準の平均化と理解できるわけです。またたとえば日本人の母とアメリカ人の父の間に生まれた人がとてもきれいな顔であることが多いという事実も皆さんがよく知っておられることと思います。異なる人種の両親の平均値を持って生まれた方はきれいな顔になることが多いというのも、この研究から納得できる話ですね。美容外科で行われる手術はこういうことだったのかと、とても説得力のある講演でした。

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2021.5.22タバコは肌が早くふけます

タバコが肌の老化の進行をかなり促進するということはあまり知られていないような気がします。有名な研究の中でアメリカのある大学でのものがあります。一卵性双生児を多数長期に経過観察をした研究です。一卵性双生児なので、遺伝情報は同じです。したがってしわや肌の老化に差があるとすると、これは遺伝子によるものではなく、後天的な生活環境による差と言えるわけです。国際学会で発表された研究で、その発表で興味深かったものの中で、タバコの有無による差の発表でした。何組かの報告があり、それぞれ60歳くらいとか、70歳くらいの年齢での比較の写真が出されていましたが、タバコを長期に吸っていた方の顔がもう一方のタバコを吸わないでいた方の顔よりすべてはるかに多くの深いしわがあり、老けた顔になっていたことです。双子にはとても見えないくらい差のある方もあり、タバコはこんなに肌が老化するのだなあとあらためてびっくりして見ていたのを覚えています。皆さんもタバコを吸うのは肌にとって、かなりの毒なので、喫煙はすぐにやめてきれいな若い肌を長期に保ってほしいです。

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2021.5.21顔をこすることについて

人間の肌は長年こすっていると炎症性の色素沈着が起きることが多いと思います。顔の場合、肝斑がそうです。たびたび顔を手やタオルなどでこすっていることでシミができているということを知らない方も多いように思います。こすっていることによるシミは顔の場合、皮膚の下に骨のある部分に強い反応が出ることになります。したがって、ほほ骨の上の皮膚などが肝斑の多発部位になっています。こすらなければこのタイプのシミはできません。万一すでにこのタイプのシミができてしまった方の場合は、以後絶対に強くこすらないこと、トランサミンとビタミンCの内服を1年から1年半続けることで肝斑はほとんど目立たなくなるか、完全に消えてなくなります。同じような色素沈着は、ベルトの部位、下着でこすれる乳房の下附近、痩せている方の場合、硬い椅子に座ることによるおしりの座骨に相当する部位の皮膚、まれにはくしで強くこすってしまっている額などにもみられることがあります。

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2021.5.20感動した中華料理ベスト3

中国の話の続きです。中国でなぜかおいしい中華料理がないと思いましたが、世界では感動的な中華料理があります。私が今まで食べた中華料理の中ですごいと思った味があります。そのベスト3は、香港のリッツカールトンホテルの中のレストラン、チュニジアのレジデンツホテルのレストラン、もう一つがサンフランシスコのエンバーカデロのどこだったかはっきり覚えていないのですが(酔っていたからでしょうか?)そのどこかの中華料理レストランです。中でも香港のは最高で、たしかホテルの100階くらいにあって、美しい夜景を楽しみながら食べる料理は感動的でした。チュニジアのホテルも、なぜこんなところの中華料理がこんなにおいしいのかと感激したことを覚えています。

 

投稿者: メガクリニック

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