院長ブログ

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2022.10.10医学部ソフトテニス近畿選手権個人戦の結果

本日神鍋での近畿大会の個人戦が終わりました。2日間、雨に振り回された大会でしたが、なんとか個人戦もできてよかったです。試合の前に私が言っていたとおり、京都大学の女子のエースペアが個人戦で優勝しました。本当に何年ぶりでしょうか。コーチとしてこんなにうれしいことはありません。涙、涙です。練習も本当によく頑張っていましたし、試合でも実に立派な戦いぶりでした。私が大学を卒業してからずっとこのクラブのコーチをしているわけですが、何度優勝を経験してもこの感動は変わりません。近畿大会の試合をあちこちのコートで見ていたのですが、京都大学のエースの女子より上手な選手がいないなあと最初から京都大学の女子個人戦では優勝を確信していました。一方男子はほぼ全滅で、またしっかり鍛えなおさないといけないなあと思っています。試合に負けた原因が必ずありますので、それをまた練習に持ち帰って頑張ってほしいです。今回は久しぶりの公式戦だったので本当に楽しかったです。自分も学生にもどったような感覚になりますねえ。でも神鍋は寒かったです。

投稿者: メガクリニック

2022.10.10マスクによる皮膚のトラブル

最近マスクによる皮膚のトラブルの相談がかなり多いように思います。これだけ長期にマスクを使い続けているわけなので、マスクの当たる顔の皮膚にとっては異常な環境にさらされているわけです。もっとも多い問題はニキビ、肌荒れ、毛穴が目立つ、マスクによってこすれるための色素沈着、シミなどです。いずれもマスクをやめれば治るわけですが、いつ頃になるとマスクから解放されるのか、よくわかりませんよね。このようなトラブルを起こした皮膚にすれば、マスクをやめてくれーと悲鳴を上げているわけです。でも使い続ける必要がありますよね、どうしても。ニキビについてはなるべくマスクをはずしている時間を長く取ること、洗顔の際は石鹸を十分に泡立てて、こすらないようにしながら、そっと洗う回数を今より増やすこと、さらにニキビができそうな段階でニキビ治療の軟膏を早めに使用する、ひどい場合は内服薬やケミカルピーリングなどによる治療を併用するなどで改善すると思います。肌あれや毛穴の問題は、イオン導入、ゼオスキン、ライムライトなどをうまく使い分けるとよくなります。さらに最近多い問題はマスクでこすれているための色素沈着です。ある意味肝斑というシミができたということになるわけですが。これはマスクの取り外しなどの際に皮膚をこすっている方が多いと思います。またマスクをして話をすると、顎の動きによってマスクが動くことになり、これによって皮膚がこすれてしまい、この炎症が起きることでシミができてしまうわけです。マスクをつけたり、はずしたりする際は絶対にマスクで皮膚をこすらないようにしながら行ってもらう必要があります。これを続けて、さらにトランサミンとビタミンCの内服を1年から1年半くらい続けると、このタイプのシミは消えます。早くマスクのいらない生活に戻りたいですよね。肌の悩みについてのご相談は、高柳と中川の両方の診察の予約を取っておいでください。

投稿者: メガクリニック

2022.10.10近畿選手権テニス部門の結果

2日前の夜に兵庫県の北にある神鍋高原に行きました。夜についたのでかなり寒かったです。翌朝6時に起床、7時から試合開始だったので、応援に行きました。学生の皆さんにとっては3年ぶりの公式戦なので、本当に盛り上がっていて皆さんとても楽しそうでした。私の京都大学医学部チームは残念ながら男女とも団体戦は準々決勝で敗退しました。無念。でも部員のみんなは生き生きしていてやはり晴れ舞台を見るのは感激です。あとは個人戦が始まっているのですが、昨日の午後は2時くらいから雨になり、試合が中断しています。今日も朝から多分コートの水の処理で時間をとっていると思います。今日だけが予備日となっていますが、あとは天気が良くなって、個人戦もすべて消化できることを祈るばかりです。ここだけの話、京都大学の女子のエースのペアが優勝候補と思っていますので、ぜひ優勝カップを持ち帰ってほしいです。もう何年も私たちの部室に優勝カップがないので、なんとか頑張ってほしいです。

投稿者: メガクリニック

2022.10.8今日から神鍋高原です

近畿医学生ソフトテニス大会が本日から兵庫県の北部にある神鍋高原で始まっています。今日は団体戦が始まり、明日は団体戦の残りと個人戦になります。今日はクリニックの診療がありますので、今日の夜に神鍋に行きます。ただ、心配なことがあります。天気です。今日の朝は神鍋は雨だったようです。午後からは晴れてきたようなので、進行が遅れているとは思いますが、団体戦はそれなりに消化できているように思います。京都大学は現状は男子も女子もかなり厳しい戦いで、何回戦まで勝ち上がれるか、楽しいような怖いような、、、という感じです。私が学生の頃は京都大学の男子は本当に強豪チームで、近畿選手権は優勝するのが当たり前のような状況でした。一度団体戦の決勝で負けたことがありますが、こわい先輩がたくさん見に来られていて、決勝で負けるとは何事か、、とすごく怒られたことがあります。勝負の世界なのですから負けることもありますよね、そりゃ。まあ、とにかく学生の時に何かに打ち込んでいたというのは楽しい思い出です。今の学生は3年生以下は大学に入学して一度も公式戦がなく、合宿も一度も経験していません。本当に彼らにとっては晴れ舞台です。全力で楽しんでもらいたいですね。1勝でも多く勝てるように応援に行きます。最近はずっと優勝から遠ざかっていますので、団体戦は無理でも個人戦でなんとか優勝をしてほしいと願っています。頑張ってほしいですね。

投稿者: メガクリニック

2022.10.1涙袋の作り方

下まぶたの表情として涙袋がないと寂しい顔つきになったり、冷たい印象の顔になるように思います。涙袋は暖かい印象の顔のためにはやはりそれなりのものがあったほうがいいように思います。最近よく涙袋についての相談を受けるのですが、その中で気になっていることは、下まぶたのリフトやハムラ法のあとで涙袋がなくなり、これが気になるということです。下まぶたのリフトやハムラ法では下まぶた全体の皮下の剥離をして、これを引き上げる操作を行います。引き上げる際に涙袋を残してリフトをしても、実際にはここにたるみのような状態を作ることになるので、結果としてリフトの効果が出なくなってしまいます。当院での下まぶたのリフトやハムラ法などの場合は、涙袋はなくなるか、かなり小さくなってしまいますと説明をしています。どうしても涙袋を再建したい場合は3か月たってからこの再建ができることも説明しています。リフトなどと同時にはできません。

一般的には涙袋を作ったり、より大きくするためには、ヒアルロン酸の注入、脂肪注入、まつ毛の下1ミリを水平に1センチほど切開してここから真皮や真皮脂肪の移植を行うなどの方法がとられます。このうちヒアルロン酸は入れすぎるとやや透明感が出たり、青く透き通って見えるなどのトラブルもありますので、あまり多量には入れないほうが自然に仕上がります。問題は過去に下まぶたの手術の既往があるような場合です。こういうケースでは表面から見てもわかりませんが、皮下には剥離によるキズ、つまり癒着があるわけです。皮下が広い範囲で強くノリ付けされていることになります。この部分にヒアルロン酸や脂肪の注入を行っても、涙袋はできません。皮膚の伸展性がなくなっているからです。無理に入れると他の抵抗の弱い部分に流れてしまい、予想できなかったような凹凸やしこりができたりすることになります。このように過去に下まぶたのなんらかの手術が行われている場合、この皮下の癒着を剥離する処理を併用する必要があります。そのためにサブシジョンと言って、針で皮下の涙袋の部分を剥離して皮膚を膨れやすい状態にしてからこの部分に脂肪注入を行うか、下まぶたのまつ毛の下1ミリの部分を水平に1センチほど切開して、涙袋に相当する部分の皮下の剥離を行い、ここに皮下のポケットを作って、この中にわきなどから採取した真皮や脂肪、あるいは真皮脂肪などを移植するという方法が確実に涙袋を作ることのできる方法になります。

投稿者: メガクリニック

2022.9.26国際美容外科学会(ISAPS)の安全委員会

国際美容外科学会ISAPSは形成外科領域と美容外科領域の世界で最大の国際学会です。私はこの理事会に12年入っていて、会長も2年間務めました。昨日トルコのイスタンブールでの2年ごとの総会が終了しました。その会議の中で私はPatient’s safety committee の委員として選任されました。2年後のコロンビアでの国際学会までこの委員会の委員として活動をすることになりました。ISAPSには各種の委員会があって、合計15くらいの委員会があり、その上に理事会があって、世界の美容外科をリードする活動をしています。私が今回所属することになった患者安全委員会とでも翻訳するのでしょうか、患者さんの安全を守る委員会の活動もとても重要なものです。最近では特に南米で皮膚科医や産科医などが形成外科のトレーニングを受けないまま、豊胸手術をしていたり、ビデオを見ただけでおしりの増大を目的とする脂肪注入を行ったり、多くの問題が出てきています。手術結果がきれいなもので患者さんに何の問題もなく結果に満足されていればそれでいいわけですが、南米では特におしりへの脂肪注入での死亡事故が多発していて、豊胸手術ではバストの変形や皮膚壊死などのトラブルも多発している現状があります。こういう問題をどのように解決するかということは日本でも同じで、形成外科や美容外科の一定期間の研修を全く受けないで実際の診療を行っている医師もいるわけです。要するに患者さんにこのような問題があるという情報をいかに届けるかということと、各国の政府に例えば形成外科の専門医資格がない医師は豊胸手術や脂肪注入などをしてはいけないという法律をつくってもらうような活動などをしているわけです。どう考えても医師免許をとっただけで何の研修も受けないまま美容外科医として働いていたり、昨日まで内科医であった医師が今日からは鼻の手術をするなどはあり得ないわけです。でもこういうことが日本でも合法的に可能なわけです。私自身もISAPSの会長をしていた2年間の間には4か国くらいだったと思いますが、その国の厚生労働省大臣というような資格の大臣と話し合いをしたことがあります。各国にいろいろ問題があり、患者さんの安全な手術のためにどういう対策を取ってほしいかという要望を提出していたわけです。日本ではまだこのあたりがしっかりしていなくて、国に働きかけても、なかなか簡単には動いてくれないという現状があります。どこの国であっても美容外科領域には医師でない人が大手クリニックのオーナーだったり、いろいろ現実的には複雑な問題があるわけです。こういうオーナーの方は要するに収入が問題であり、患者さんの本当の幸せや美しくなる効果のある治療などを願っているとは思えないわけです。とにかく世界には多くのあれこれややこしい問題が多く存在しています。日本では考えられないような状況も世界ではたくさん見られるわけです。こういう問題を調べて、対策を考えるということは国際美容外科学会の重要な仕事の一つと思っています。理事会ではすべての美容外科にかかわるすべての領域を議論する必要があったわけですが、こういう特定の部門に入って活動をするのも意義のあることと思っています。今から2年間はISAPSの安全委員会で頑張るつもりです。

投稿者: メガクリニック

2022.9.25医学生のテニス大会再開です

私自身は京都大学を卒業後ずっと医学部ソフトテニス部のヘッドコーチを務めています。最近はOB,OG会の会長も兼任です。この3年間くらい医学部のテニス大会はすべて中止になっていました。やっと来月に医学部ソフトテニス大会の近畿部門の開催が決まりました。現在の現役部員は1年生から3年生までは大学入学後に一度も合宿も公式戦の大会も他大学との定期戦も、とにかく一度も経験したことがありません。すべてコロナのために中止になっていました。本当にやっとテニス大会が来月兵庫県の神鍋高原で3年ぶりに開催されることになりました。こんなにうれしいことはありません。このまま大学に入学してソフトテニス部に所属して、一度も試合も合宿も経験しないまま卒業してしまったら気の毒すぎてどうしようと思っていましたが、やっと開催が決まり、学生も大興奮です。

大体京都大学の場合は春の関西選手権、夏の西日本選手権、秋の近畿選手権の3回大きな大会があり、ほとんどいつも兵庫県の神鍋高原で試合が行われています。私も一年のうち3回は毎年神鍋に行っていたわけです。いつもブルーリッジホテルというホテルに宿泊しています。試合会場のテニスコートのすぐ前にあるホテルなので、いろいろ便利なわけです。食事もおいしく、きれいなホテルで、温泉で露天風呂もあって、とにかく快適なホテルなので、いつもホテルの食事と試合の応援と温泉がセットで楽しめていたわけです。ホテルのスタッフの方々とも顔なじみです。これで京都大学が優勝したら、最高ですよね。私たちの頃は女子はあまり勝てなかったのですが、男子は優勝するのが当たり前に思われていたくらい京都大学チームが強豪であったわけで、部室にも優勝カップがたくさんずらっと並んでいました。しかし、最近はずっと低迷していて残念な思いをしていました。それでも試合がずっと中止というのはそれ以上に本当につらいもので、学生をみるたびに気の毒でたまりませんでした。来月は本当に部員の晴れ舞台なので、1勝でも多く勝てるように頑張ってもらいたいと思います。とにかく3年ぶりに試合が開催されるのがこんなに楽しいのだなあと自分でもびっくりです。

投稿者: メガクリニック

2022.9.18一番おいしかった中華料理

生まれてからとにかくどれくらいの中華料理を食べたのでしょう?考えたことがありませんが、感動するくらいおいしかった中華料理はよく覚えています。中国が本来本場であるわけですが、国際美容外科学会、ISAPSでは世界中で毎年20-25回くらい手術指導の講習会が開催されています。世界から優秀な講師を15人から20人くらい招待して、その国あるいは近隣国の形成外科医や美容外科医に実際の手術を行ってこれを見てもらったり、ビデオを使っていろいろの手術や治療方法の指導を行う講習会です。

私も世界中のあちこちに何回も招待されていますが、特に中国は回数が多くて、多分合計15回くらいはあちこちに講師として講演や手術に行っています。毎回とにかく中華料理をいろいろ食べさせてもらっているわけですが、残念ながら一度も感動するほどおいしかったことがありません。ウルムチで開催された時などは、ヤギの丸焼きが出てきたりして、臭い、まずい、辛いなどの苦痛も経験しましたし、特に私たちは中国側にとっては特別な招待者だったわけで、その分特別な食べ物などもいろいろ出してもらいました。とても無理と思ったことも何回かあって、へびがそのままブツッと切ったまま入っているスープ、氷の山に張り付けられた多数のサソリ、クマの足、時にはサルの脳みそを食べますか?と聞かれてこともあったのですが、さすがにこれはやめてくれと言いました。

なぜ中国本土においしくて感動するような中華料理がないのか不思議で中国の医師に尋ねたことがあります。答えは文化大革命という騒ぎがあった時があって、この時に中国で裕福な人は国家の敵とされたわけです。この時においしい中華料理を作っている人は大体裕福だったので、ほとんどの人が中国本土から他の国に逃げてしまったということでした。なるほど、そういう理由でねえと納得していたわけです。

でも本来とてもおいしい中華料理ってあるわけですよね。私が今までで感動した中華料理の一つは、香港のリッツカールトンにあるレストランです。香港の夜景も素晴らしく、お店のサービスもさすがで、ここの中華料理は涙が出るくらい素晴らしかったです。もう一つはチュニジアの海岸に面したところにあるチュニジアのレジデンスチュニスホテルにあるリーバイというレストラン。このホテルはISAPSの講習会が開催された際に滞在したホテルなのですが、目の前のビーチも美しく、ラクダがうろうろ歩いているような所ですが、とにかく中華料理が素晴らしい味でびっくりしたことを覚えています。こんな所になぜ中華?のように驚いていました。でもちゃんと作っていたのは中国の方でした。もう一つはかなり以前に北海道のトマムリゾートのタワーの中にあった中華レストラン。残念ながらこの中華料理レストランはかなり以前になくなり、今はたしかイタリアンになっていたと思います。でもあの時のシェフはどこに行かれたのでしょう?わかったら押しかけていきたいです。この3つのレストランが今のところ私の食べた中の中華料理の最高峰です。

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2022.9.16医学雑誌形成外科の巻頭言

日本における形成外科領域の医学雑誌としては、克誠堂の医学誌である「形成外科」が一流のものであり、もっとも有名なものです。私たちもこの医学誌でずいぶん勉強してきました。多くのすぐれた論文が載っています。この医学誌の今年の秋に発行されるものに、私が巻頭言である随想を書くことになりました。春頃にこの会社から原稿の依頼をもらっていて、夏の間にこれを仕上げて提出しました。今年の秋に発刊される号に私の原稿が載るわけです。タイトルは何を書いてもらってもかまいませんとういうことでしたが、あまり品のないものを載せるわけにはいきませんので、タイトルは「集団がカラフルであるということについて」にしました。かねてから、ISAPS、つまり国際美容外科学会の理事会の活動はとても面白いものだなあと思っていましたので、ここで感じたいたことをまとめています。理事会は実によくできた人々の集まりで、本当に手術もうまく、頭もよく、人柄も素晴らしい人たちの集団だと思います。国際学会の発展のために生涯をささげるというような感じの方も多いのです。この理事会の活動の中で、Strategic Planning Meeting (戦略計画会議)と言われるものがあり、これがとても面白いのです。2年に1回、世界のどこかで朝から晩まで一日中この会議が行われています。参加者は学会の会長を含んで理事会の半数の7-8人、さらに同じくらいの人数で理事以外の人を入れて会議が行われます。美容外科を知っている人であれば、だれを招待してもいいわけです。実際には広告の会社の方、美容外科機器の販売会社の方、患者さん、クリニックのスタッフ、外国から患者さんを集めて、特定の国のクリニックに紹介するような企業で仕事をしている方、弁護士さん、他の学会などで有名な医師、どこかの国の厚生労働省の大臣、などなどが招待されるわけです。こういう方々を招待して一日かけて、国際美容外科学会、つまりISAPSが今後学会としてどのような方向に進むのがいいか、学会活動として何が必要か、何が不要か、世界の学会会員は何を求めているか、学会でどういうセッションを今後作っていくのがいいかなど、あれこれ議論をするわけです。実にいろいろの面白い意見が出てきて、朝から晩まで本当に楽しい会議になっています。こういう会議の根本にある考えは、世界はどんどん変わっている、その中で国際学会が変化についていかなれけばいずれ消滅するというものです。この会議に参加する人々が本当にカラフルで会議が実りの多いものだったわけですが、そういう経験から集団がカラフルであることは実に強い集団を作ることになり、そこから生まれてくるものは本当に新鮮で実りの多いものになるというような話をまとめたものです。

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2022.9.16下まぶたの切開の位置と切開方法

当院ではなぜか上まぶたや下まぶたの切開のキズの修正も多いような気がします。いずれも再度の切除縫合やサブシジョンと言われるキズのへこみを修正する方法できれいになります。特に下まぶたの切開では他院での手術を見ていると、どうしてこんな部位にメスを入れたのだろうとか、メスを入れる角度さえ注意すれば、このようなトラブルは起きないのに、、というようなケースが多くみられるのは残念なことです。これは多くの場合、形成外科での研修を受けていない医師なのか、形成外科であっても指導医がちゃんと教えていないなどの問題があると思います。

下まぶたの切開部位は絶対にまつ毛の1ミリ下でないとだめです。これが2ミリも3ミリも下になると、キズが目立ってしまいます。また目じりの部分はちょうど角の部分からしわの流れにそってメスを入れる必要があります。さらに特にまつ毛の下の部分では最初にメスを入れる角度が斜め下方向に向いている必要があります。こうすることで切開ライン直下に皮下組織、あるいは眼輪筋が残るわけです。そこから下は手術内容によって眼輪筋の上、あるいは下に剥離を進めることになります。この切開ライン直下に皮下組織や眼輪筋が残っているのが大切な点です。このことによりまつ毛の下の切開線にへこみが残るようなことを防止できるわけです。意外にメスの入る部位が正しくても、へこみが目立って光が上から当たるとキズが目立っている人も多いような気がします。切開線の部位が正しく、へこみが残っていなければ、近くでよく見てもキズがわからない状態に仕上がります。キズが目立つなどの問題のあるケースの修正もこういう状態になるように工夫をすることができます。

投稿者: メガクリニック

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