院長ブログ

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2021.4.3サブシジョンとは

最近サブシジョンについてのお問い合わせが増えています。そもそもどういう手術なのかというと、たとえば目頭切開のあとの傷にへこみがあって目立つとか、水ぼうそうやニキビ跡がへこんで光の当たり方によって、かなり目立っているような場合に、このへこみを平坦に仕上げる手術のことを言います。実際の方法はへこみのある部分のすぐそばに針で孔をあけ、ここから針の先端を皮膚面と平行になるようにしながら、へこみのある部分の皮膚のすぐ直下だけを針で薄く剥離します。これでもともとへこみのあった部分の皮膚が浮き上がる状態になります。浮き上がったままではその直下に空洞ができていますので、放置していると、皮膚が落ち込んで、再度へこみが再発することになります。そこで持ち上がって平坦になった状態を維持するために、へこみのあった部位の皮膚直下に微量の脂肪注入を行います。これでへこみのあった部分が平坦になるわけです。大切なことは手術直後の状態が放置していて固まるわけではないことです。手術後は3か月間へこみの再発や凹凸になるというトラブルがありうるので、この平坦になった皮膚の上にピタシートという平坦なシート、または通常使用されている3Mテープを4枚ほど重ねてある程度の硬いテープの状態にして3か月ずっとはり続けてもらいます。これで平坦な皮膚に仕上がり、以後は変化が起きない状態になります。この管理をしておかないと、凹凸ができたり、へこみの再発が起きたりすることになります。日中にこの管理が難しい方もあるので、そういう場合は在宅時のみつづけてもらうこともありますが、この場合、いわばアイロンをかけている時間が短くなるということになり、まれには仕上がり予定に誤差が出て、3か月後に再度微調整の手術が必要になることもあります。またもともとのへこみがかなり深い場合、あるいは傷の状態によって血流が悪いという場合は、2回目、さらに3回目の手術をして完璧に仕上がるというケースもあります。この治療は針穴だけで行う方法なので、キズは全く残りません。そういう意味では後の管理が大切ですが、安心な治療ということになると思います。

投稿者: メガクリニック

2021.4.3逆まつ毛のご相談

最近、逆まつげのご相談が大変増えてきました。

お問い合わせの中に、上まつげの手術は保険適用されるのですか?下まつ毛は保険適応されるのですか?というものが増えています。

上まつ毛は二重を作る手術になり美容的な要素が多いので、自費診療で行っています。ご希望の綺麗なまぶたに仕上げる必要があるからです。費用は両側で35万円です。また状態によっては目頭切開を併用しなければならないこともあります。この場合は費用がまた別にかかることになります。下まつ毛は保険適応で行っています。逆まつ毛という状態は眼球にまつ毛によりキズが入ることになり、長期にこのような状態が続いていると次第に視力が悪化していきます。この視力低下は逆まつ毛を手術で治しても、視力が回復しません。ずっと放置していると、最終的に失明まで進行することもあり、眼球にとってはとても危険な状態ということになります。

投稿者: メガクリニック

2021.4.3糸のリフトについて考えること

顔のたるみはなんとなくいやなものです。以前はこんな顔ではなかったのにと思いますよね。たるみの対策についてはいろいろの方法が行われています。糸のリフトが世間ではよく行われていますが、私自身は糸のリフトは行っていません。溶ける糸であれば、効果が早くなくなり、半年から1年程度で元のたるみに戻ることになります。溶けない糸はこれよりやや効果が長くもつのかもしれませんが、それでもよく持って1年か1年半というところだと思います。問題は多数の糸が顔の中に残ること、これが万一感染を起こした場合に治療がとても難しいということがあります。顔の皮膚の凹凸などの問題もよくありますし、痛みなどで悩んでおられる方も多いと思います。また医師の技術によっては全く効果が得られなかったという話もよく聞きます。一番困るのは感染が起きた場合、糸の除去がとても難しいということです。糸にはとげがついていて、これで皮膚をひっかけて引き上げるということなのですが、これがあるために糸を引き抜いて除去ができないわけです。場合によっては顔のところどころに切開を入れて糸を除去しないと感染がおさまらないということもあります。これでは顔に多数の傷が残ることになります。効果の持続が短いということ、凹凸、痛みなどのトラブルが多いということ、万一感染が起きた場合、治療がとても難しいということ、これらが当院で糸のリフトを行わない理由です。当院では切開によるフェイスリフトを行っています。効果が大きく、確実で、その持続も長期に続くということが理由です。

投稿者: メガクリニック

2021.4.3脂肪吸引やバッカルファット除去後のへこみの修正

脂肪吸引やバッカルファット除去後の凹凸の修正は可能です。吸引後や切除後の凹みの修正は、皮下に多数のキズや癒着、硬化がありますので、通常の脂肪注入では、全くふくれません。まれには、周囲に脂肪が流れて、不要なところが膨れて凹凸が悪化することもあります。安全な手術のためには、針で小さい穴を多数あけて、皮下にある癒着を緩めて、皮膚がふくれやすい状態を作りながら脂肪の注入をします。時には3か月後に追加の手術がいることがありますが、最後はきれいにご希望どおりに仕上がります。最近当院ではこういう変形の修正が多くなっています。万一注入脂肪の生着が予定より多くなった場合でも、注入脂肪の吸引による除去が可能です。この場合、脂肪注入によって生着した脂肪は通常の吸引では出てこないので、針で生着した脂肪を細かく砕いて、吸引しやすい状態にして吸引を行います。このように注入した脂肪の除去も可能なので、正確にご希望のラインに仕上げることができるわけです。

投稿者: メガクリニック

2021.4.3フェイスリフトについての私の方針

フェイスリフトは顔のたるみを引き上げる方法としてもっとも歴史のある確実で安全な方法です。ただ細かいところで以前とはいろいろテクニックが変わってきています。私自身もいろいろ過去の患者さんの経験から、より自然に仕上がる方法に変わってきています。現在当院で行う方法はスマスリフト、マックスリフト、またこれらの併用、骨膜下リフト、さらにこれらに脂肪注入、部位によっては脂肪吸引を併用してリフト効果をより高める工夫をしています。具体的な方法については一人ずつたるみの状況が異なっていますので、状態に応じた方法をお勧めしています。

まずたるみを引き上げる方向ですが、以前は世界的に主に法令線の状態を改善するために斜め上方向、あるいはかなり横方向に皮膚を引っ張るという方針でしたが、この方向に皮膚を引っ張ると、法令線はきれいに伸びて改善しますが、同時に小鼻もついてくるので、結果とて正面から見た鼻の幅が広くなってしまうという欠点がわかってきました。そのため現在は引き上げる方向はほぼ真上、時にすこしだけ斜めの要素を入れるという方針にしています。この方向であれば、鼻の幅は全く変化せず、ほほの下や口の横付近はよくリフト効果が得られます。ただ法令線の鼻に近い部分にはへこみが残るので、ここは脂肪の注入を併用すると法令線も十分に若返ることになります。

また切開については以前は耳の上方向に切開を延長してリフトを行っていました。利点は傷が髪に隠れることですが、問題はもみあげが斜め後方に移動するので、結果として顔の面積が広くなり、耳の前に髪がなくなるという欠点がありました。この欠点をなくすために現在はもみあげの直前を切開して顔の皮膚の引き上げを行っています。これによりもみあげはそのままの位置に残るので、顔の面積が広くなったり、もみ上げが後退するという問題がなくなりました。もみあげの前の傷は時間がたてば、ほとんど目立ちません。まれに肌質によってはこの傷が見えてしまう方があるのですが、こういう問題が出た場合は、キズに1本ずつ植毛をすることで傷を隠すことができます。この位置の切開のほうがもみあげの後退が起きず、顔の面積も広くならないので、自然な仕上がりが得られるようになりました。またご希望によってはほほに脂肪注入をしてここにふくらみを作ることも可能ですし、ほほの下のほうに皮下脂肪が多い場合は、この部位の脂肪吸引を併用することでリフト効果をより大きいものにすることができます。また特に口角が下がっている方は、フェイスリフトの際に口輪筋を引き上げて口角を上げる処理の併用も可能になっています。さらに首のたるみが目立つ場合や額のしわが目立つという場合は、ネックリフトや額のリフトを併用して、顔のすべての範囲を若返らせることもできるようになっています。額のリフトの際は眉間のしわの原因になる筋肉を切除することで、いわゆるボトックスで得られる眉間のしわ対策と同じ効果を永久に得ることもできるようになっています。

投稿者: メガクリニック

2021.3.29小鼻縮小について

美容外科で多い手術はやはり目と鼻です。鼻の手術にもいろいろのパターンがあります。日本人で多いものの一つは小鼻の幅が広いのが気になるというものです。これには小鼻縮小という方法があります。今でもあるクリニックでは糸を入れてしばるだけで細い鼻になるという広告を見たりしますが、これはうそなので、信用してはいけません。糸でしばると一時的に細い鼻になります。でも糸が内部で組織を切ってしまうので、次第にゆるむことになり、早ければ数週間くらいで元に戻ります。長く持っても1か月半くらいだと思います。効果が確実にある方法は小鼻の溝にそって皮膚を切除する方法です。これには主に2種類の方法があります。小鼻の下側も溝だけで皮膚の切除をする方法と、小鼻の横から下側の溝にそって小鼻全体で切除を行う方法です。これは元の小鼻の形とご希望の仕上がり予定によって決まります。またこの部分のキズは溝にそった傷であっても、肌質によっては傷として目立つことがあります。したがって、キズとして目立たない肌かどうかという評価が手術前に必要になります。また体質によっては、小鼻の手術後に内服薬や軟膏療法、万一細かい凹凸が残るような場合は、熱凝固で傷を平坦に仕上げるという調整がいることもあります。

  術前    術後

投稿者: メガクリニック

2021.3.28顔のたるみ対策

加齢により顔は次第にたるんできます。年齢による変化や体重や体調などの変化によって顔がふけて見られたり、疲れてる?などと聞かれたりしていやなことですよね。各種レーザーやハイフ、RF、糸のリフトなど多くの方法が行われていますが、何と言ってももっとも効果的なもので持続の点でもすぐれているものがフェイスリフトです。現在よく行われている方法はスマス処理によるものとMACSリフトといわれているものと、さらにこれらと脂肪の注入や吸引を併用する方法です。単純に脂肪の注入と吸引の併用だけでもうまく行えば、顔がリフトされたような印象を作ることも可能です。特に最近は世界中でフェイスリフトと脂肪の注入を併用する方法がよく行われるようになっています。これは以前から私たちもよく経験していたことですが、フェイスリフトの手術後、患者さんから手術から3か月たった今の状態も以前よりはるかにいいけれど、手術後数日目くらいの腫れていた顔が一番若々しくてよかったというようなことも言われたことがよくありました。そういうことに気がついた医師が世界中に何人かおられて、こういう医師たちがフェイスリフトと脂肪注入を併用すると、手術後のはれている状態がずっと続いて、若々しさがより保たれるといういい結果を出してきました。そういうことから現在国際美容外科学会や論文での発表などを見ていると、フェイスリフトと脂肪注入の併用が最近のブームになっているように感じます。日本人の場合、脂肪の注入は法令線、下まぶた、上まぶた、ゴルゴライン、ほほ、こめかみなど、その人の状態に応じて顔にふくらみを追加すると、若々しい美しさがもどって喜んでおられる患者さんが多くなったように思います。

投稿者: メガクリニック

2021.3.27本の出版

美容外科医のための教科書とも言える本を出版しました。タイトルは、患者満足度ベストを目指す非手術・低侵襲美容外科ー形成外科学に基づいた考え方とテクニックの実際です。医学書の出版で有名な南江堂からの依頼があり、やっと完成して世の中に出すことができました。各種の注入物、ボトックス治療、レーザー、スキンケアなどから簡単な手術である脂肪注入、眼や鼻、唇、乳頭乳輪の手術などを載せています。

 

投稿者: メガクリニック

2021.3.27乳頭の縮小手術

乳頭の形や大きさで悩んでおられる方もあるようです。対策としては乳頭縮小手術というものがあります。方針としては二つのタイプに分かれます。今後授乳がありうる場合は授乳機能を温存する必要があります。この場合、乳頭の中にある乳管をすべて残す必要があります。したがって乳頭の高さは自由にご希望のものにできますが、乳頭の幅についてはいくらでも好きな形にできません。大体の見当で3分の2くらいの幅にはできることが多いと思います。一方今後授乳がないという方の場合は、ご希望の形にすることが可能です。高さや幅も形も自由に希望を言ってもらえばその通りになります。また切開のキズは20人くらいの中で19人くらいは見ても全くわからないくらいに仕上げることができます。20人に一人くらいの確率になりますが、傷が白っぽく脱色する方があります。このような方の場合は、後日傷に色素を注入して脱色の修正を行うことができます。ちょうど乳がんの再建で乳頭乳輪を再建して作った場合、胸の色のまま乳輪乳頭が完成しますので、後日色素を入れて乳頭乳輪の色にするのと同じ方法を使うわけです。

投稿者: メガクリニック

2021.3.27成長因子(FGF)について

最近成長因子(FGF)によるトラブルで苦しんでいる患者さんが多すぎるように思います。日本美容外科学会(JSAPS)で注入療法による合併症の調査が行われたことがあります。その中で一番多いトラブルが成長因子の注入でした。中でもPRPと成長因子の混合投与が4割近くを占めて最多のトラブルでした。内容はしこり(硬結)、凹凸、隆起、時には痛み、変色、発赤などのトラブルです。成長因子を使用した治療については日本美容外科学会(JSAPS)や日本形成外科学会などがこれを使用しないようにという注意勧告を出しています。また成長因子を販売している科研製薬からは、成長因子を注射で体内に入れないでください。安全性が保障されません、という文章も全国の医師に対して出されています。つまりトラブルが起きても製薬会社の責任はないわけです。合併症が起きた場合は、この治療をした医師の責任が問われることになります。深刻な問題はこれらのトラブルに対する確実な治療方法がないことです。切除やステロイドを繰り返し注射するなどが行われていますが、これで確実にきれいに修正できるという方法がないのが現状です。成長因子を使用しなくても、他にいくつも同じ結果を出せる治療方法があります。ヒアルロン酸、ボトックス、コラーゲン、レディエッセなどの吸収性の物質の注射や、他にも脂肪注入や時には真皮脂肪の移植など、安全な方法がたくさんあります。どうして、成長因子を使用される医師があるのか、私には本当に理解ができません。

投稿者: メガクリニック

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