院長ブログ

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2021.11.15静脈麻酔について

手術のためには麻酔を行うわけですが、この麻酔方法にはいくつかのタイプがあります。一番簡単な方法は局所麻酔という方法です。意識があるままの状態で、キシロカインという麻酔剤を手術部位に注射して痛みがない状態にしてから手術をする方法です。歯医者さんなどの治療はほとんどこの方法と思います。一方骨の手術や広い範囲の手術などの場合は、全身麻酔という方法が行われます。麻酔医が挿管と言ってチューブを気管支まで挿入して気道を確保して、呼吸を管理しながら患者さんの意識のない状態を作って、この間に手術を終了する方法です。この二つのタイプの麻酔方法の中間的な方法に静脈麻酔を併用した局所麻酔という方法があります。この方法は点滴を取って、ここから患者さんが寝るような薬を入れて、患者さんが完全に寝てから局所麻酔を行うことで、患者さんが全く痛みを感じることのない快適な手術を行うという方法です。全身麻酔より使用する薬が軽いものですむので、手術終了後1時間程度休んでもらって、帰宅してもらうことができます。

私自身京都大学を卒業後に京大病院の麻酔科で研修医として勤務して経験を積んでいますが、この静脈麻酔という方法は麻酔科の経験のある医師にとってはとても簡単で安全な方法と思います。意識のあるままの局所麻酔は麻酔の注射の時だけ痛みに耐えてもらう必要があります。でも静脈麻酔を併用すれば、痛みがない上に、上手に麻酔をすれば、7割くらいの患者さんは楽しい夢を見ておられます。この間に本当は痛いはずの局所麻酔をしているわけですが、ご本人はそのことがわからないですむわけです。この夢のタイプについてはとても面白いことに空を飛んだり、宇宙旅行に行ったり、ジェットコースターに乗っているような夢をみるか、きれいな色が出てくる世界にいるような夢が多いようです。もちろんなにも覚えていないという方もあるわけですが、私のクリニックでの経験からは大体7割くらいの方はとても楽しい夢を見ておられるようです。

投稿者: メガクリニック

2021.11.14サブシジョンについて

サブシジョンという手術は比較的新しい技術です。手術のキズあとがへこんでいたり、水疱瘡やニキビ跡にへこみが目立っていたりする場合、このキズを平坦に仕上げる方法です。実際には針でへこみのある部位の皮下をなるべく薄く表面に近い部位で剥離をして薄い皮膚を浮き上がらせます。皮下には空洞ができることになりますので、このままにすると皮膚が落ち込んで、へこみが再発します。それを防止するために皮下には微量の脂肪注入をしておきます。これで持ち上げられた皮膚が浮き上がった状態を保つわけです。ただこの脂肪は最初液状に近い状態なので、入れて放置しておくと、これが吸収されたり、凹凸ができたりすることがあります。手術後3か月間は、この部位の固定管理を続けて平坦に完成させることが大切です。可能であれば、3か月間ずっとピタシートや何枚か重ねたテープをはって、平坦な状態が固まってしまうまで待つ必要があります。毎日その部位を洗って清潔を保つことは大切ですが、洗う時以外はずっとシートなどをはっておくのが安全です。人によっては在宅時しかできないという方もあるわけですが、こういう場合は、仕方がないのかもしれませんが、可能であれば、毎日24時間固定をしたほうが確実です。3か月後になって、まだへこみがわずかに残っているということもありうることなので、このような場合は、再度追加のサブシジョンを行います。最終的にはへこみのある皮膚が平坦に仕上がります。これが新しいサブシジョンという技術です。最近ヒアルロン酸を入れる医師もあるようですが、吸収されるものなので、へこみが再発することになり、私はこの方法はお勧めしません。

投稿者: メガクリニック

2021.11.12スポーツは大好きです

大体以前から運動することは大好きでした。小学生の頃はクラスのみんなとよく野球をして遊んでいました。中学ではバスケット部、高校では主に英会話クラブのキャプテンだったので、こちらが忙しかったのですが、ラグビー部の部員が13人しかいなかったので、試合では15人必要なので、公式戦の時だけ助けてあげるという調子で、試合前にちょっと練習に参加して、試合に出たりしていました。練習試合では何回か勝ったこともあるのですが、公式戦では3年間全敗でした。でも楽しかったですね。ラグビーを知っていたのは私の叔父が同志社大学のラグビー部のキャプテンで、当時ジャパンにも入っていたような人だったので、彼の影響もあったように思います。ルールもよく知っていましたし、私が同志社中学にいた時は3年間、3学期の体育の授業は毎週ラグビーで、試合経験もたくさんあったからです。でも大学からはずっと今でもソフトテニスをしていて、今もほぼ毎週京都大学にコーチとして指導に行っています。これ以外に小さい頃からスキーが気に入っていて、毎年何回もスキーによく行きます。大学の頃はほとんど信州で、赤倉、池の平、志賀高原、丸池、白馬、など何回行ったかわかりません。信州以外でも時間がない時は琵琶湖バレーなども朝の4時くらいに起きてよく日帰りで行っていました。

私の妹もスキーが大好きで、子供の頃は家族全員であちこちによくつれてもらっていました。妹が中学生の頃までは私のほうがスキーはずっと上手だったのですが、妹が同志社高校に進学して、ここでスキー部に入部してからは急にスキーが上手になって、たしか妹が高校3年の頃に一度一緒にどこかにスキーに行ったことがあります。私自身はいつも妹よりスキーがうまいという頭があったわけですが、スキー部にいると急に腕を上げるようなことになるんですねえ。すごい急斜面をほぼまっすぐ滑り降りていく妹を見て、唖然としたことを覚えています。私はどちらかというとスピードを求めていたというより、いかに美しく斜面を滑り降りるかという調子でやっていたので、山の下のほうで私を待っている妹をみて、もう二度と一緒にスキーにはいかないと思ってしまいました。妹はその後同志社大学のスキー部に入り、国体にも何回も京都代表で出場し、西日本の大会などではいつも優勝してよく新聞に名前が出ていました。西日本ではアルペンの女王などと言われた妹ですが、さすがに全日本になると、北海道や長野あたりの女子には勝てなかったようです。私自身今でもスピードは目指さないで、優雅に美しく斜面を降りていくというスタイルで今もスキーを楽しんでいます。白馬の頂上から下まで何分何秒で滑り降りたとか妹は言っていましたが、そんなに急いでどこに行く?とか思ってしまいますよね。美しくキラキラ輝く真っ白の世界に見とれながら滑るのが楽しいのです。冬になるとウズウズしますよね。

投稿者: メガクリニック

2021.11.9小顔にするために骨切り?脂肪吸引?フェイスリフト?

顔が大きいという悩みも多いものです。今年の国際美容外科学会の医学誌に発表された論文で、ほほ骨の骨切りをしなくてもほほ骨の上の皮下脂肪の吸引で骨切りと同じくらいの効果が出る場合がわりにあるというものがありました。アジアのある医師の論文で、論文のタイトルを見た時に、そんなことはほとんどなくて、やはり骨切りが必要と思うんだけど、、と思いながら、詳しく論文を読んでみました。症例写真もいくつも出しておられましたが、とてもいい結果が出ていて驚きでした。もちろんすべての方でこういう効果があるわけではありませんが、皮下脂肪に厚みがある場合は、その部位の吸引をすることで顔がとても小さくなっていました。そういうこともあるのだなあとすこし驚かされた論文でした。

同じように骨を切る手術以外で、顔を小さくする手術はいくつもあります。脂肪吸引の他には、顔が下垂して四角い顔になっている場合は、フェイスリフトでとても小さい顔にできることも多いと思います。これは意外に20代の方でも効果が出る場合があり、確かめるためには自分で鏡の前で指で耳の前の皮膚をまっすぐ上に引き上げてみて、それにより顔が小さくなる方はフェイスリフトの適応があるということです。もちろんこれと脂肪吸引を併用することも可能です。まれには咬筋がとても発達していて、そのために顔が大きくなっている場合もあります。この場合はボトックスが簡単な治療になります。4ー6か月ごとくらいに定期的にエラの筋肉にボトックスを打つ必要がありますが、咬筋が発達している方の場合は、とても効果があります。永久的な効果のためにはやはり咬筋の部分切除と通常はエラの骨切りを併用することになると思います。

投稿者: メガクリニック

2021.11.720代、30代での眉下切除

眉下切除は当初はまぶたのたるみを取るという目的で、ある程度の年齢の方のまぶたのたるみ対策として始まった方法です。しかし、その後私のクリニックでは若い方の眉下切除がとても多くなってきたように思います。適応のある方は、まっすぐ水平方向を見ている時に、にらんでいるような目つきになっている方、あるいは二重にかぶる皮膚が分厚い方、腫れぼったいまぶたの方、優しい目つきにしたいなどの場合です。こういう方の場合、眉下切除でとてもかわいい、すっきりしたまぶたにできることが多いと思います。

簡単に調べる方法は自分で鏡の前で指で眉を上げてみてください。いろいろ上げる部分を変えてみたり、上げる量を変化させると、まぶたの形がいろいろ変わるのがわかると思います。眉下切除はこのようにご本人のご希望を確認しながら、切除幅や形を調整することができます。実際に指を使って変えてみたまぶたのそのままに仕上がります。

以前はまぶたのたるみの除去のためには二重のラインで皮膚を切除するというのが原則でしたが、この部位で皮膚をある程度切除してしまうと、二重のラインのすぐ上にまぶたの上のほうの分厚い皮膚が直接おりてきますので、仕上がりの状態としては腫れぼったい目つきになってしまいます。これはずっと治らないので、私は二重のライン周囲で2-3ミリ以上の皮膚切除はしてはいけないと思います。眉下切除を選択するのが正しい方法と思います。

投稿者: メガクリニック

2021.11.5名前で苦労するということについて

私の名前は高柳進です。日本では特に苦労することはないのですが、外国に行くとつらいなあと思うことがもうたびたびあります。高柳は苗字なので、どうしようもないわけですが、進は父と母がいろいろ考えてつけてくれた名前なのでしょう。それはそれで感謝しているわけですが、残念ながらきっとインターナショナルにはどういうことになるか、考えたことがなかったのだろうと思います。多分そういう時代だったのだろうと納得しているわけですが、、。一番最初に名前について?と思ったのは、中学の時でした。同志社中学には当時アメリカから二人の英会話の先生が来ておられたわけですが、お二人ともタカヤナギの発音ができないのです。一人の先生はタコヤナガと発音されましたし、もう一人の先生はタキヤナジと発音されました。アアアと続く発音はとても難しいみたいです。ミスタータコヤナガと教室で当てられた時はいつもクラスが爆笑で、おかげで学校でのあだ名はタコでした。ススムもかなり難しいようで、お二人ともススミと発音されました。これもウウウという発音になり、同じ母音が続くのは発音が難しいようです。デューク大学の形成外科に手術の見学に行っていた時には、一人の医師がどうしても私を呼ぶとき、スシーになって、よほどススムと発音ができないのだなあと気の毒に思ったりしていました。国際美容外科学会の理事会でも、皆さん、私のことはタカと呼んでいて、理事14人の中で、一人しかススムとかタカヤナギと正しく発音のできる人はいませんでした。

国際美容外科学会の理事会は旅費がビジネスクラスの飛行機代として後日小切手で送られてくるのですが、この小切手の名前もSUSUMIになっていたり、SUSUMOになっていたり、TAKIYANAGIとかTAKIYANAGA とか、銀行で換金できなくて、何回トラブルだったかわかりません。世界の人がだれでも簡単に発音できる名前がいいですよね。名前もすぐに覚えてもらえると思います。これから生まれてくる方に名前を考えるチャンスのある方は、ぜひインターナショナルにだれでも発音しやすい名前を付けてあげてほしいです。名前で苦労するのってバカらしいです、ホント。

投稿者: メガクリニック

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