院長ブログ

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2021.6.30同志社中学の思い出

中学校は同志社中学でお世話になりました。とてもいい学校で、たくさんの思い出があります。母方の叔父は三人いるのですが、二人が同志社大学の卒業です。一人は大学のヨット部、もう一人は大学でラグビー部のキャプテンをしていたなどのこともあって、同志社は昔からよく知っている学校になっていました。

中学ではたくさんのクラブに入っていて、バスケット部が一番活動していたクラブですが、他には数学部というクラブがあって、週に1回だけ数学の難問に挑戦とか、数学の歴史を学ぶなどの部活動にも参加していました。もう一つ私自身がピアノを弾けますので、同志社ジュニアシンフォニーという部があって、ここでティンパニーを担当する部員がいないということで、部の顧問の先生から、高柳君はピアノが弾けるので、ティンパニーくらいは大丈夫だよね?演奏会の時だけでいいので、参加してくれないかと言われて、なんでもハイハイと答えるいい生徒だった私は、演奏会の直前だけこの部にも出入りしていました。やってみるとティンパニーもとても難しい楽器で、実は顧問の先生の言うような簡単なことではありませんでした。でも今となってはとても楽しかった思い出の一つになっています。

一番大変だったのは、英語暗誦大会というもので、同志社中学では学内の中学生版の英語弁論大会のようなものが毎学期開催されていて、これはだれでも出たい人は歓迎という大会だったので、1年生の時から毎学期出場していました。この学内の大会で毎学期すべて私が優勝していました。2年生になった時に英会話クラブの先生から同志社代表として京都大会に出場してほしいと言われて、これも簡単に引き受けたわけですが、その後が大変でした。同志社の名前を背負って大会に出るわけなので、同志社中学には当時アメリカから二人の先生が来られていて、グウィン先生とラッシー先生の二人の特訓を毎週彼らの家に行って、1時間くらいのレッスンを1年くらい受けさせられました。どちらの先生も日本語がほとんどできなかったので、とにかく何もかも英語で話さないと何も通じないという大変なレッスンだったわけですが、後から考えると、これが英会話の特訓になっていたわけで、発音もあれこれすごく注意をされましたので、今は外国に行ってもきれいな発音だとどこでもほめられることが多いのですが、こういういきさつがあったわけです。

京都大会は3位だったのですが、後から指導した二人の先生からは、もっと話す際のジェスチャーを入れるように教えておけばよかったとあやまられました。大会後の評価を見ると、表情やジェスチャーの評価がもっとよければおそらく優勝だったとか、、。とにかく私は指導された通りにベストを尽くせたと思っていたので、まあ楽しかったなあという大会になりました。この経験は大きなもので、以後人前で何かを話すということには全く抵抗がなくなり、国際美容外科学会の会長として、多くの人々の前でも何の抵抗もなく英語でのびのび話ができるようになったのは、中学でのこの経験が生きているように思います。二人のアメリカ人の先生には今でも感謝感謝です。

 

投稿者: メガクリニック

2021.6.28ゴッホの足跡を訪ねて

フランス美容外科学会はここ何年か、ほぼ毎年私をプログラムに入れてくれていて、招待講演や教育講演を何度も行ってきました。今年の9月の学会も招待を受けていますが、多分日本に帰国の際に2週間隔離ということになりそうで、今回は辞退しています。レサーブルドロンヌというボルドーのすぐ近くの海岸に面した都市で学会が開催ということなので、本来はとても行きたいのですが…。

最近フランスはよく行く国になっていましたので、せっかくフランスまで行くので、ついでにと数年前に一度ゴッホの絵のふるさとを訪ねてみたいと思って、プロヴァンスを学会の後に訪問したことがあります。ゴッホの絵のそのままの景色を楽しんだり、彼が入院していた病院を訪ねたり、とても素敵な旅でした。

 現存する「アルルの跳ね橋」

夜のカフェテラス

 絵に描かれたカフェ(現存する)

ゴッホが入院していた病院の中庭

投稿者: メガクリニック

2021.6.27ワクチン会場のスタッフとして働きました

本日の日曜日、ワクチン接種に関して大阪府医師会からの依頼に基づいて、私自身はスタッフとして、淀川スポーツセンターで行われているワクチン接種の問診の担当として、一日仕事をしてきました。会場内に人が多く、暑くて湿度も高く、快適な会場ではありませんでしたが、なんとか、一日汗をかきながら、問診を担当してきました。問診は簡単に言うと、ワクチンを受けていい人といけない人の選別、受けてもらう場合も15分待機でいいのか、心配な要素がある場合は、30分待機などの指示を行う必要があるわけです。健康な人は何も問題がありませんが、いろいろ薬を内服中であったり、あれこれ病気のある方も多く、慎重に判断しなければならない方もあって、毎日の診療とは全くことなる内容でしたので、やはり疲れました。30分待機の指示は5人ほど出しましたが、本日の段階では待機中に問題が出た方は一人もなくて、本日の接種がすべて終了した時は本当にほっとしました。

お一人だけ、今日のワクチン接種はやめてくださいと判定した方がありました。3日前に発熱があり、今日は解熱剤を内服してきたから大丈夫と言っておられました。他に時々血圧が200を超えることがあり、気分が悪くなることもあるが、内科で診てもらったことがないなどの話もされていました。一応ガイドラインには発熱のある方はワクチンは禁止ということになっていますので、解熱剤を内服しておられる場合、判定ができないわけです。ワクチンは今日の段階では打てないと説明をして、手続きを取ってもらいました。せっかく来たのにとブツブツ文句を言われましたが、仕方ないですよね。

今日はスタッフが十分でなく、一人ずつ問診が終われば、私自身で、受診された方が座られた椅子とテーブルの消毒をして、ボールペンも私の手もフェイスガードもすべて消毒をしてから次の方に入ってもらうという余分な仕事が多くて、ワクチンを受けに来られた方の安全を守るためにも、あちこちの消毒が多くて、とても疲れる仕事でした。何も重大な問題がなく終了できてほっとしています。なぜスポーツセンターがあんなに暑いのか理解できませんでした。こちらが熱中症になりそうで、、、。

 

投稿者: メガクリニック

2021.6.24ギリシャの島々

国際美容外科学会(ISAPS)のコースと言われる講習会は世界中で一年に20回くらい開催されています。私も講師として参加を要請されることもよくあって、おかげで世界のあちこちを訪問する機会をもらっています。ギリシャもよくこの講習会を開催する国で、私もたびたび講師として呼ばれてギリシャにもよく行っています。

講習会は、折角なので景色のいい場所などをその国の代表が選んでくれます。ギリシャの場合、アテネ以外にたくさんの島がありますので、この島での開催もよく行われています。初めてギリシャに招待された時の開催地はアテネでしたが、この時はアテネについたのが夜遅くで、ライトアップされたパルテノン神殿がとても美しくて感動したことを覚えています。

その後ミコノス島やロードス島などでもコースが開催されて美しい島を訪れるという楽しみな講習会でした。こういうところでの講習会は本当に素敵な思い出になります。エーゲ海には多くの島があり有名なところも多いので、近くまで来たついでにいくつか他の島も回ってから帰国したことがあります。今まで行った島はミコノス、ロードス、クレタ、サントリーニなどですが、一番気に入ってるのが、サントリーニです。

もちろん訪問する季節が大切で、冬のサントリーニは多分行ってもどうしようもないところになっていると思います。このことは村上春樹の本でも読んだ記憶があります。この作家は冬にギリシャのどこかの島で長篇小説を書き上げたんですよね、たしか。でも季節のいいサントリーニは最高です。エーゲ海の濃いブルーと白い建物が強い日差しに映えて、こんなきれいな島があるのだなあと感激でした。島の端にイアというところがあり、ここはヨーロッパ中で一番夕日の美しいところとして有名です。一度くらいサントリーニで、ISAPSコースが開催されれば、ぜひまた行きたい島です。

 

投稿者: メガクリニック

2021.6.20アメリカ美容外科学会ーASAPS

世界の国別の学会ではアメリカ美容外科学会(ASAPS)が最大の学会です。国際美容外科学会(ISAPS )ほどではありませんが、これに近い会員数をもっています。また学会のレベルとしても非常に優秀な学会で、世界的にも有名な医師が多数会員におられます。この有名な方のほぼ全員が国際美容外科学会(ISAPS)の会員なので、アメリカ美容外科学会での指導的な立場の医師は私がよく知っている方ばかりです。またISAPSの理事会の中にも常にアメリカ美容外科学会の医師が2-3人入っているという状態がずっと何年も続いています。

なぜアメリカにこのように優れた美容外科医が多いのかという理由ですが、アメリカ生まれのアメリカ育ちというすごい方は実はあまり多くおられるのではありません。たとえば、アメリカで豊胸やフェイスリフトで有名なフォアドナハイはもともとイラン生まれのイギリス育ちで、アメリカのエモリー大学に入る時にアメリカに来て、以後アメリカ人になっていますし、ASAPSで長く理事会で活動し、その後ISAPSの理事にもなって私のすぐあとの国際美容外科学会の会長を務めたレナートサルツはもともとブラジル出身で現在はユタで活躍しています。ハムラ法で有名なサムハムラはもともとレバノンで医師になった方で、今はダラスの豪邸でアメリカ人として暮らしています。また鼻の手術で有名なバーマンガユロンは出身がイスラエルの医師です。なぜ皆さん自分の生まれた国や育った国を離れて、アメリカに来て国籍を得てアメリカで暮らすようになったかというと、ほとんどの理由がアメリカの方が自分と家族が安全であり、暮らしやすく生活も安定していて、働いた分の富が確実に得られるということのようです。

こういう理由で世界で優秀な医師がアメリカに来て、ここでずっと暮らすようになってしまっているために、アメリカ美容外科学会のレベルが非常に高いということになっているように思います。もちろんアメリカ生まれの優秀な美容外科医もいるわけですが、どうしても私の目にはもともとご出身はこの国の方なのだなあということが気になってしまいます。

 

 アメリカ美容外科学会(ラスベガス)

左からリチャードダミコ(米国形成外科学会会長)、グラントスティーブンス(米国美容外科学会会長)と。

投稿者: メガクリニック

2021.6.15こわい美容外科クリニックの話、その2

もう一つ私の記憶に残っている話があります。これは当院が移転する前のビルで起きた8年ほど前の実話です。私のクリニックはそのビルの2階にありました。ある時ビルのオーナーからそのビルの4階に新しく、多分皮膚科のクリニックが入るというような話がありました。しばらくしてクリニックが開業されたのですが、そのクリニックにはいくつもの名前がついていました。日米医学レーザー研究所、〇〇コンタクトレンズ、〇〇皮膚科美容外科、〇〇内科などなど、それぞれ名前が違っているので、どういう形態で開業されるのだろうと思っていました。全く行き来があるわけではなく、そのクリニックからの挨拶もありませんでしたので、内容については全く知りませんでした。ある日、そのクリニックのスタッフという方が突然入ってこられて、麻酔の薬がないので、貸してもらえないかということでした。麻酔薬がなければ困っておられるのだろうと思い、何本も貸し出しました。ところがその後何か月も返却がないのです。おかしいと思ってそのクリニックに行って話をしましたが、院長がいないとか事務長も不在でわからないなどの話でした。でもこれは対応として変だと思ったので、返却がない以上、これは犯罪になりますよ。すぐ警察に連絡しますと言って自分のクリニックにもどりました。その後10分くらいでスタッフという方が麻酔剤の返却に来られました。この時に警察が入ると困るようなクリニックなのではないかと疑問に思ったわけです。

その後当院に九州から通院されている患者さんが、4階のスタッフや白衣を着ている人たちのことを言っておられたのですが、ビルの中のエレベーターで会った彼らは以前博多で問題のあったクリニックにおられた人たちですと話してくれました。たくさんの予約金や契約金をとって、突然クリニックを閉院して全員が行方不明になった事件の人がここにいるということでした。

さらにビルのオーナーが家賃がかなり滞納になっているが、このクリニックの情報を知らないかとか、レーザーを売った会社や薬屋さんからレーザーや薬の代金の支払いがないのだが、このクリニックは大丈夫でしょうか?などおかしな話が入ってきました。そのうち突然クリニックは閉院になって、誰も連絡先が分からず、警察も来て捜査が始まりました。またそのクリニックの患者さんが何人も私のクリニックに来られて、皆さん脱毛やボトックス、エステなど最初は高額の契約金になるが、先々10年は何回通院しても無料とか、高額の契約をされている方ばかりでした。突然クリニックを閉めて、行方不明になり、おそらく同じスタッフで、日本のどこかにまた新しいクリニックを作って同じようなことをされているような気がします。そのクリニックで自分で知らない間に開院届を出されて、院長になっていたという大学病院のアルバイトの医師も真っ青になって私のクリニックにも相談に来られました。医師も患者さんも薬屋さんもレーザーの会社もビルのオーナも犠牲になっていたという話です。

投稿者: メガクリニック

2021.6.14こわい美容外科クリニックの話、その1

美容外科の内部にいる人間なので、業界というか、同じ業種でどういうクリニックがあるのかということもいろいろ情報が入ってきます。非常に優秀でいい結果を出して、信用できる素晴らしいクリニックももちろんあるわけですが、中にどう考えてもまともでない話も時々出てきます。

大手のチェーン的な美容外科クリニックで、よく広告をあちこちで見かけるようなところでも変な話があるのは事実です。初めて診察に行くと、とにかくあれこれ手術を勧められて、当日に帰宅させないように仕向けられるというスタイルで営業しているところもあります。腫れない、痛くないと言われ、医師ではない女性が対応されるようで、私もその手術をしているなどなど、いきなり高額の契約をされて、さらに手術結果にトラブルがあるなどのひどい診療というか、営業をしているところがあるのは事実です。相手もある意味プロなので、契約をして手術をしてしまってからではなかなか返金、合併症の治療費、慰謝料などの交渉ができないというクリニックがあります。本当に被害にあわないようにしてほしいです。気の毒な話がたくさんあるのは残念なことです。

投稿者: メガクリニック

2021.6.12東洋人のための美容外科の本を出版しました

CRC Press というアメリカの出版会社からアジア人の美容外科の手術書の出版依頼がかなり以前にありました。カリフォルニア大学形成外科のLee Puという教授が先頭に立って、合計7人のアジア人の美容外科医が共同執筆で、この際アジア人用の教科書にもなるようなしっかりした本を出版しようというアイデアでした。

日本からは私一人がこの企画に招待されて、たくさんの原稿を書きました。ようやく立派な分厚い2冊の本が完成して世界で出版されました。本のタイトルはAesthetic Plastic Surgery in Asians – Principles and Techniques です。

共同執筆はLee Pu 、Yu-Ray Chen 教授(台湾のChang Gung Memorial 病院のリーダー)、Qingfeng Li教授(中国の上海第9病院の形成外科主任部長)、David Park 教授(韓国Daegu Catholic 大学)、Woffles Wu 医師(シンガポールのWoffles Wu美容外科レーザークリニック院長)、Fu-Chan Wei 教授(台湾のChang Gung Memorial 病院)と私の合計7人です。皆さんアジアではかなり有名な方ばかりで、たとえばYu-Ray Chenはアジア人の骨切り手術では第一人者ですし、韓国のDavid Park 教授は眼瞼の手術では韓国のトップだと思います。シンガポールのWoffles Wu はフィラーやレーザー治療など非手術では世界的に有名な医師です。

出版社はLee Pu と相談してなかなか素晴らしい人選をしてくれたと思います。私にとってもとても誇りに思える仕事になりました。私はこの本では乳房、眼瞼、鼻、脂肪注入、フェイスリフト,各種合併症の修正などを担当しています。

 

投稿者: メガクリニック

2021.6.10京都大学医学部ソフトテニス部

以前にもここでも書いたような気がしますが、私が京都大学の学生時代は医学部ソフトテニス部に所属していました。卒業してからはずっとこのクラブのコーチとしてクラブにかかわってきました。昨年からはコロナの問題があり、大学の部活動がかなり制限を受けています。現状はテニスコート1面に入れる人数が10人に制限されていて、一度コートに入ると3時間で退出ということになっています。京都大学医学部ソフトテニス部は現在部員が60人くらいいますので、私がコーチに行くと、学生が一人コートに入れないということになり、長期に指導に行くことをやめていました。

先週学生から連絡があり、次の火曜日は学生の参加が少ないので、コーチにきてもらうのが可能ですが、、というようなことでしたので、久しぶりに午後の診療をやめて京大にテニスに行ってきました。以前は1か月に1-2回は指導に行っていましたが、今年に入ってから初めて、コートに行きました。あまりに久しぶりなので、自分がけがをしないようにこわごわ運動をしていたわけですが、いつも学生とテニスをすると、自分が学生の頃を思い出して、本当に懐かしい気持ちになります。また久しぶりに汗をかくのは実に気持ちのいいものです。今年入った新入部員には初めて会えることになり、これだけ時間が空いて学生に会うのもなんだか懐かしいような、逆に学生が気の毒な気持ちもあって、複雑な気持ちでテニスをしていました。早くコロナの騒ぎが落ち着いてほしいと願うばかりです。マスクをしたままテニスをするのは息苦しくて本当につらいです。

投稿者: メガクリニック

2021.6.5フェイスリフトと脂肪注入の併用

近年アメリカ美容外科学会(ASAPS)や国際美容外科学会 (ISAPS)の講演でかなり評価の高い方法の一つにフェイスリフトと脂肪注入の併用という方法があります。若返りの手術の重要な領域になります。従来私たちもよく経験していたことですが、フェイスリフト単独の手術でかなりいい結果が得られたと思っていても、患者さんご本人からしばしば言われていたことがあります。

それは、今の状態も以前よりたるみがなくなり喜んでいるが、手術直後の顔の腫れている時が一番よかったというものです。顔の皮膚にはりがあったり、へこみがない状態は若い印象を作るのに重要なポイントのようです。そういうことを考えると、脂肪注入とフェイスリフトを併用して、もともと顔のへこみのある部分には脂肪の注入をして、同時にリフトも行うと、健康的で若い顔が手術結果として得られることになります。ほとんどの方に適応のある手術方法で、かなりいい結果が常に得られるように思います。

 

フェイスリフトと法令線、口角下の脂肪注入を併用した例。

 

投稿者: メガクリニック

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