あわびで満腹、キャビア食べ放題、トリュフが山盛り
日本ではキャビアとかトリュフってかなり高いですよね。またあわびもどこのお店に行っても、あまり多量には出してくれませんよね。でも海外だとそれほど高額でもないのでしょうか?事情はよくわかりませんが、あわびもキャビアもトリュフももう食べられませんっていうくらいたくさん食べたことがあります。あわびについては、あわびのしゃぶしゃぶを食べたことがあります。これはオーストラリアのメルボルンであった国際美容外科学会で、私がプログラムチェアを担当した時のことです。国際学会のプログラムを作る委員会があって、この最高責任者であるチェアをその準備の2年間担当したわけです。メルボルンでの学会最終日に、メルボルン在住の医師たちが打ち上げパーティーをしてくれたのです。プルグラムチェアは本当に重労働で、大変でした。この時の夕食にあわびのしゃぶしゃぶを選んでくれたわけです。日本ではこういう食事って経験がなかったので、こんなにたくさんのあわびを一度に食べたことはありませんでした。これがなかなか美味しいので、よくこんなお店を見つけてくれたと感激していました。残念ながら、そのお店以後、あわびのしゃぶしゃぶの食べ放題のようなお店は経験していません。本当にこういうお店っってメルボルンだけなのでしょうかねえ?
キャビアを好きなだけどうぞという経験は、以前サンフランシスコのリッツカールトンホテルに宿泊した時のことです。いつもは普通の部屋で宿泊するのですが(寝られたらそれで充分って思っていますので)、この時はなぜか一度くらいスイートルームに泊まってみようと思ったりしたわけです。まあ、びっくりするような広い部屋でとても快適だったわけですが、この部屋に宿泊すると専用のラウンジがあって、ここで朝食も夕食もここで自由に食べられて、それ以外の時間帯ならお酒でもおつまみでもなんでも好きに飲んだり食べたりしてくださいという感じになっているんです。この時にラウンジ内にキャビアがどんぶりかと思うくらい大きなお皿に山盛りにしてあったわけです。え?これってキャビア?って思いましたよ。でもキャビアっていくらなんでもこればかりをたくさんは食べられないですよ、ほんとに。あまりたくさん食べると、気持ち悪くなったりします。ありたくさんは食べ慣れていないという大きな問題があるからなんでしょうねえ。残念でした。
トリュフについては本当に楽しい思い出で、私が国際美容外科学会の会長になった時、それまで毎年年末の理事会はロンドンでの開催になっていたわけですが、ロンドンはミュージカル以外はあまり楽しいことがなかったわけです。よく雪が降ったり、雨も多かったですし、とにかく食事がまずいです。何を食べてもロンドンはまずい!ほんとですよ。それで会長になれば、理事会の場所を変更できるのです。これは全く自分の意思でできるので、これって楽しいですよね。理事会参加の旅費はビジネスクラスで学会負担で可能なのです。それで私は食事の美味しいイタリアのローマに変更したわけです。これが大当たり。理事会に入っていた一人がイタリアの先生だったので、二日間行われる理事会の2回の夕食は彼がローマで美味しいレストランを上手に見つけて予約をとってくれたのです。この時に一度食事に行ったレストランで食べたのがトリュフが山盛りのパスタだったのです。これがもうすごいトリュフの香りで、まさに絶品でした。トリュフッてパスタがどこにあるかわからないくらい山盛りになっているとものすごくいい香りになるんですね。もう涙が出そうなくらい美味しいパスタでした。またあのお店には行ってみたいです。それ以後そんなに多量のトリュフを一度に食べたことはありません。ローマの毎年の理事会は理事全員が私の選択を絶賛してくれていました。またローマのあのお店にも行ってみたいです。